Kiss(キス) 8 月号 銀のスプーン、90話 感想
※ネタバレ注意です※
とうとう勇気を出して律にメールした夕子ですが、律が すぐに返事をしてくれたことが意外でした。
ちょっと ためらったりするのかな・・・と思っていたのですが、律にも思うところが やっぱりあったのでしょうか。
または、もう自分の中で整理できているからこそ、大人ですし すぐに返事もできたのでしょうか。
夕子の方は 何年も考えていて、その一歩が踏み出せなかったのに、トントン拍子に会う約束までできてしまって 拍子抜けしたのではないかな、と思いました。
約束したのは2日後だったので、もうその日は すぐ来てしまうわけですが、夕子が妄想をネームにしてしまう、というのが可愛かったです!
漫画家だからというより、夢見る女の子が絵をかいている、という感じがして、夕子らしいと思いました。
そのネームを約束の当日も持ってきてしまう、というところも、きっと本当に楽しみなせいで、2日間うわの空だったから 持ってきてしまったんでしょうね。
しかし そんな夕子の前に、また例の女の人と一緒にいる律が――――
夕子がショックなのも すごく分かる!!!
ふたりが とてもお似合いに見えて、浮かれていた自分に対して冷静になって、もしかすると惨めにも思ったのかもしれません・・・。
それでも ちゃんと律に会い、自分のコミックスを渡すことは出来ましたが、あまりに一方的に話していたので、律の方は何が起こったんだろうと思ったのではないでしょうか。
夕子は その後、一人でキッチンカーが集まっているところまで歩いて、律との思い出がないオムそばを食べて、ぽろぽろと泣いていました・・・。
いろんなキッチンカーを見て、それぞれに律との思い出がある、だから思い出のないオムそばを選ぶ、という流れが とても切なかったです。
一方で、偶然ですが 夕子が描いた妄想のネームを見つけてしまった律は、驚いた顔をして それを見入っていましたが、その後どうするのでしょうか。
コミックスの中にあった手紙を見て、少し照れたような表情をしていましたが、今回の律は ほとんど喋っておらず、また モノローグもなかったので、彼が何を どう感じたのか分からず、もどかしい気持ちになりました。気になる・・・!
このあと2人は どうなるのか、また すれ違ってしまうのか、そもそも あの女の人は誰なのか??
気になるところが多すぎて、次回が早く読みたいです!!!