Cocohana(ココハナ) 7 月号 美食探偵 明智五郎、12話 感想
※ネタバレ注意です※
今回は 事件が起こる前段階のところからのスタートで、結果的に明智先生が、マリアと きっと加害者になるであろうココちゃんとの間に 実は入ってしまっている・・・という構図が とても面白かったです。
今回から始まる事件の主人公たちは、秋葉原の地下アイドル「爆音エンジェルズ」のココちゃんと そのファン。
このファンの男性にマリアが背後から近づいていくのかな?と思いながら読んでいましたが、まさかココちゃんにコンタクトを取るなんて!とビックリしてしまいました。
このココちゃんが 苺ちゃんと同級生で、ストーカー化してしまったファンの男性の相談を明智先生にする、ということで、今回の事件に苺ちゃんと明智先生が関わることに。
確かに、地下アイドルをやっていることを 親に言えないから警察に相談できない・・・という状況は理解できるのですが、明智先生も言っていたように事件が大きくなる前に警察に相談しておけばよかったのに。何かあってからでは遅いんですよ!
せめて、この男性が同じグループの ひなちゃんを階段から突き落としたりした時点で、ちゃんと警察に相談していれば・・・と、今の時点で思ってしまいました。
お金なら いつか稼いで絶対払うから、警察ではなく明智さんが私たちを守って、というココちゃん達のお願いを苺ちゃんが引き受けてしまったせいで、3人とも明智先生の事務所に行くことになるわけですが、ここでマリアのことを聞いてしまったココちゃんが まさかツイッターでマリアの事を検索してみるなんて、思いも寄りませんでした。
いつも偶然 マリアが背後にいる殺人に興味を持ってしまう、という展開だったのが、明智先生経由で、しかし明智先生の知らないところで、つながりができてしまうなんて・・・、なんて皮肉なんだろうと思いつつ、これは ありうるかもしれない!と思いました。
殺人現場に偶然 出くわすよりも、この方が マリアの事件が明智さんの近くで起こる確率は高いですよね。
そして、偶然 繋がってしまったマリアとの回線が、ココちゃんの運命を一気に変えていくんだな・・・と思うと、ゾッとしてしまいました。
ココちゃんが誰を殺したいのか、それは あのファンの男性なのか、どれくらい本気で殺したいと思っているのか、気になるところが いっぱいです。
さらには、これを明智先生が知った時、今度こそ彼は止めることが出来るのでしょうか!?!
次回が とても楽しみです!