Kiss(キス) 6 月号 夜明け前のうた、6話 感想
※ネタバレ注意です※
今回は、羽鳥の彼女である、明希からの目線の強い内容だったと思います。
まさか渚の入院が、クラスメイトの朝田さんにバレるとは思っていなかったので、この流れにも びっくりしてしまいました。
まず、明希の職場は 渚の病院だったんですね。
さらに担当の中に渚がいるとは!と驚いてしまいましたが、しかし小さい街だったら こういうことは、確かに起こりますよね。
そして 明希が少しずつ、渚と羽鳥の仲を疑ってしまっているから起きてしまった、渚への小さなイジワル・・・!
急に、渚が毎日 楽しみにしている小説に対して、元々は自分に向けて書いたものだと、そして その小説を書いている「先生」は自分の「婚約者」なのだと、笑顔で話してしまう。
これは、明希の小さなイジワルだったのだと思いますが、しかし この行動に出てしまう気持ちは少しだけ分かる気がしました。
自分の知らない婚約者の顔、つまり羽鳥の顔を知っている渚を、どうしても許せないと考えてしまったのも、責められないと思いました・・・。
しかし渚は どう思ったのでしょうか。
きっと、先生に婚約者がいることに驚いたり、その前に、自分の為に書いてくれている小説が、別の誰かの為の物だったと聞いて、ショックを受けてしまったのではないでしょうか。
そもそも、急に こんなことを話した明希の悪意も伝わったのではないか、と心配です。
しかし羽鳥は今、渚の為に小説を書いているのだし、本当は気にしないでほしいです!
むしろ羽鳥は、死ぬかもしれない渚の願いを叶えたいと必死なのに、まさか こんなことが病院で起きているとは、夢にも思わないでしょうね。
結果的に、明希と羽鳥の間にも、影響が出てくるのではないでしょうか。
今回のことが、この先どういう展開に繋がるのか、とても気になります!
渚の病状、明希の気持ち、入院を知ってしまった朝田さん、そして今現在 何も知らない羽鳥が、今後それぞれ どのような行動に出るのでしょうか?
次回を早く読みたいです!