雛鳥のワルツ、7巻 感想
※ネタバレ注意です※
「雛鳥のワルツ」最新刊です!37話~42話収録でした。
この巻も4コマワルツや、おまけの描き下ろしで“男女逆転ワルツ”が楽しめて良かったです!
ひな子男バージョンが、イケメンだし女の子苦手なところがカワイイです!!!
あず男バージョンは、軽そうだけど中身は面倒見の良いアズがそのまま男になったらと思うと、そのギャップがステキだと思いました!
そしてやっぱり美人の椎名女バージョン・・・!クールビューティー!!!
何となく、ひな子(男)と椎名(女)の恋は始まらないような気がします(笑)
秘密にしている過去のことを話そうと決意した椎名でしたが、約束の放課後、和久井に弟妹が事故で運ばれたという電話があったところを居合わせたヒナ子は、不安で落ち着かない和久井のため病院について行きました。
和久井の支えとなれた一方、いないヒナ子を探し、連絡も取れず「・・・・・・だめか」と呟く椎名が切なかったです。
病院にいた夏美と夏彦はケガをしていて、夏彦は入院が必要と聞き、落ち込む和久井――――
健気な弟妹の前では頼もしいお兄ちゃんでいますが、ムリをしていることが分かるヒナ子は、和久井の手助けになれるように寄り添います。
翌日、椎名の話を聞けなかったことを謝るヒナ子に、椎名は「・・・・・・またちゃんと時間がある時に、話す」と言っていましたが、もしかして言える機会を完全に逃してしまったのかも・・・と焦りました!
しかし、ヒナ子が夏美を病院に送っていった帰り、2人は偶然いっしょになり、椎名は過去の秘密を話すことができたのです。
強引にヒナ子を あの公園に連れて行き、真摯に謝る椎名に対して、ひな子は1回だけデコピンをして「もういいの!椎名くん!」と言ってくれました。
本当に申し訳なく思いながら謝る椎名と、優しくてカッコイイひな子の2人の距離が近づいたような気がして、やっぱり この2人にくっついて欲しいなぁと個人的には思います。
椎名も、ヒナ子への恋心を募らせていっているように見えます!
ひな子本人の前では言えなかったけど、小さな声で「ひな子」にキュンキュンです!!!
でも、和久井との距離も近づいている気がしてドキドキしますね!
病院で不安なとき「ひな子がいてくれて、よかった」と話す和久井は、普段明るくて元気な分、力ない笑顔が悲しくて支えてあげたくなりました・・・!
無事に夏彦が退院した後、ひな子は和久井への答えを見つけようと決めていましたが、アズから「椎名の事もう1回狙ったりしないの?」と聞かれ、過去のことを知ったヒナ子がどう答えるのか すごく気になります!!!
次の8巻が待ち遠しいです!