Kiss(キス) 9 月号 東京タラレバ娘、23話 感想
※ネタバレ注意です※
早坂さんとのディナーにKEY君が乱入!
一緒にご飯食べ始めちゃうなんてどうなるんだろうと思いましたが、意外と早坂さんがしっかりしていてびっくりしました。
KEY君を追い出せない倫子さんがイライラするのはもちろん当然だとしても、早坂さんはどんな気持ちなのかな、と思って読んでいましたが、KEY君ににやんわりと言い返していたりして、意外と強いじゃないか、と驚いてしまいました!
というよりも、まるでKEY君の言葉は、フラれたフリー同士でとりあえず付き合う、という男女に向けた真実の言葉のようだ、と思っていましたが、「俺が好きなんじゃなかったっけ?」という言葉だけは彼の心の中の言葉のように思えました。
いつもならクールで、恋愛なんて斜め上から見ているようなセリフばかりなのに、この言葉だけはKEY君がそうあって欲しいと思って出た言葉のように思えました。
倫子さんのその声を聞いた時の固まった顔と、その後の作った笑顔と返しに、KEY君はちょっとショックだったのではないでしょうか。
レストランを出ていく時のKEY君と倫子さんの表情、そして「それでいいの?」という言葉はとても印象が強かったです。
そんな早坂さんの「傷ついたもの同士だからできる恋愛もあるんです」は、かなり強かったですね。
レストランを出ていく時の早坂さんのサッサとした感じは、怒っているような、または意地になっているような感じがします。
しかしそのままホテルに行って、そして二人で昔話をしようと言い出したのは驚いてしまいました。
この2人って、10年以上の長いつきあいなのに、意外とお互いの事を知らないということですね。
恋人同士の付き合いがなければ、確かにお互いの子供の頃なんて知らないかもしれません。
そして早坂さんが途中で、KEY君のことを考えているのか、と聞いて来た時点で、KEY君をライバルとして認識しているんだと思いました。
結局倫子さんが早坂さんとホテルに行けば、そうなるだろうとは思っていましたが、ゆっくり、と言った早坂さんの言葉をさえぎって、もう私たちに時間はない、と倫子さんが言ったところが倫子さんらしい!と思ってしまいました。
今さらゆっくりしている場合じゃないんですね。
しかし倫子さんの「声をかき消すように、早坂さんを抱いた」というモノローグを見て、これで本当によかったのかな、とも思ってしまいました。
それにしても、なぜ香と小雪はこの前の婚活居酒屋に行っていたんでしょう!笑ってしまいました。
次回はとりあえずこの夜の事を二人に報告するところからになるでしょうか??
次の展開がとても気になります!