デザート 9月号 星上くんはどうかしている、第23話 感想
※ネタバレ注意です※
今回は望くんの話でしたが、求くんがいさりと一緒にいたこと、望くんが知ってたというのは意外でした。
望くんなら止めないと分かって、求くんはあっさり伝えたのでしょうか。
23話の最後まで読んだ時、もしかしたら止められて、ケンカがしたかったのかなぁとも思いました。
2人のお母さんが亡くなった時、求くんがお母さんに会いたいと家出をしていた時、望くんは求くんの存在を感じて希望を見出していた・・・。
たしかに繋がってる双子の絆を感じるのですけど、求くんはその時後悔でいっぱいで、土砂降りの暗い中で線路の先を見ながら、この世の終わりみたいに感じていたんだよなぁと思うと、何だか物悲しい気持ちになりました。
でも再会したいという気持ちは2人とも同じくらい強くて、お互いがいれば幸せだと、離れて恋しかった期間が長い分、深くそう思ってしまったのですね。
でもそんな中でも望くんはいさりのことはしっかりと目に映り、追いかけていたんだなぁ・・・。
そしていさりのことだけは一歩も引きたくないと、ためらいなくしっかり心から思っていたのですね。
いさりと求くんがどうしているか分からない状況で望くんは不安な中でしたが、
岩伏くんが猫の動画で望くんを励まそうとしてくれるところは、ものすごくほんわかしてしまいました(笑)
ちょっと岩伏くんかわいすぎません?≧▽≦
吾妻も少し厳しい感じになっていますが、望くんを勇気づけようとしていたのだと思います。
でも笑顔で「オレは求を信じてるし、それに、いさりさんが決めることだよ」といつもの望くんの調子・・・と思ったら、でしたね!!!
かばんも忘れて駅に猛ダッシュ??
本当にさっきまでの望くんがウソのように余裕がなくなっていますね。
というか、最初から余裕なんてなかったんでしょうけど・・・!
「もう二度と、こんな抜け駆けすんな」と言われた求くんが、すごく嬉しそうな顔なのが印象的でした。
相手を神格化してるようなところがあった・・・という今までの不自然が、なくなっていく喜びなのだと思います。
ここで実は2回キスしたことを伝える求くんはちょっと意地悪ですよね(笑)
でも兄弟ゲンカ、いいじゃないですか!しない方が珍しいです。
求くんは普通にケンカもする、普通の兄弟に戻ろうとしていますよね。
そしてその気持ちは望くんも同じ。
急に、いさりのせいにし始めたのも気が合ってて笑っちゃいました ^0^
もちろんまとめて地べたに叩き落としたことを責めてるんじゃなくて、「ありがとう」。
いさりがいなかったら、望くんと求くんは今もずっと相手を神格化して本当の幸せを感じることすらできなかったのではないでしょうか。
望くんがいさりと求くんを抱きしめて「ありがとう」のシーンはすごく、ほっとした気持ちにさせてくれます。
残り話数が減ってきて、毎回が感動回・・・!
あと2回も本当に楽しみです。