Cocohana(ココハナ) 8 月号 思い出のとき修理します、13話 感想
※ネタバレ注意です※
とうとう解決編です!
やっぱり川添君の言っていることは正しかったんですね。
しかし、川添君もOL風の女性・沢口さんも、そして横山君もみんな同じ時計のことを考えていて、心に残っているんだということがとても興味深かったです。
川添君は自分が罪をかぶればいいんでしょ、という態度でずっといたから自分で自分の立場を悪くするようになってしまって、逆に横山君にちゃんと言えばよかった、自分が誤解を解かなかったせいで、と後悔していたんですね。
沢口さんは自分が勝手に悪い印象を持った川添君に対してひどい態度をしたし、自分の不運は周りのせいだと考えてばかりで、自分で解決してこなかったことをずっと後悔していて、
また横山君は万引きの罪を川添君にかぶせてしまったことをずっと後悔していた・・・、ということだったんですね。
みんな自分が被害者のようでもあり、加害者でもあるような、込み合った事情にも感じましたが、時計とチェーンが沢口さんと川添さんに各々返って良かったと思いました。
一方で、横山君が会社のお金を横領していて、実は会社を辞めているという事実にもびっくりしました。
実はこの3人が一緒に話しているシーンはなく、秀司と明里が間に入って話を伝えていましたが、本当は3人であの時のことを話せればよかったのにね、とも思いました。
今回はまた明里が頑張って、川添君に自分の話をさせようとしたり、沢口さんを探したりと活躍してくれたからこそ、解決に至ったんだと思います。
もちろん秀司も大活躍でした。時計と天文学がつながっているということにも驚いてしまいました。
また、明里と秀司が、自分が不利になるような嘘しかつかない、というかもう人生をあきらめてしまっているような川添君と話していて、秀司が言うことを信じる、と明里が話したシーンがとても印象的でした。
秀司は川添が嘘をついていると、川添が犯人ではないと確信を持っていたようですから、それを信じて、つまり川添君の無実を信じている、というのがとてもいいなと思いました。
最後に問題が解決して、川添君が前向きになってくれて本当に良かったです!
面接も受かるといいですね。
その前に明里のところに髪を切りに来てくれるんですもんね、カッコよくしないといけませんね!
最後のページの秀司の横顔と明里の笑顔もとても印象的でした。
次回はどんな話になるのでしょうか!?
とても楽しみです!!