Kiss(キス) 8 月号 七つ屋志のぶの宝石匣、11話 感想
※ネタバレ注意です※
今回は志のぶはもちろん活躍しましたが、しかしメインは銀座九丁目商店街にできた2軒の新しいお店に起こった明暗、商店街の騒動、という内容でしたね!
最終的にバクシン王の方は女詐欺にやられて店がつぶれて、カフェバーの方は店主の水島君が考え直して、という展開に安心しました。
最初のカフェバーの水島君の態度も、バクシン王のお兄さんたちの態度も、何か人を馬鹿にしているような感じがして嫌だったので、お母さんが怒るのにとても共感しました。
バクシン王の人たちは、上辺ばっかりなことをベラベラと言い散らかした上に、倉田屋のことを悪く言うなんて許せない!と思っていたので、水島君のお店で志のぶが言い返して追い返してくれてスッキリしました。
水島君の方も、志のぶの姿を見てプロが商売をするということをわかってくれて良かったです。
おじいちゃんのお店を引き継いで、商店街の中で上手くやっていってくれたら、お店の種類が変わっていたとしても、きっとお祖父ちゃんは喜こんでくれると思います!
今回は若い人が古くからの商店街に店を出すとところから始まっていたわけで、どちらの店も現実にありえそうなシチュエーションだな、と思いながら読んでいました。
古い商店街には昔からの人たちのコミュニティが既にあるわけで、そこに若い人たちがどうやって入っていくのか、現実でも問題になるだろうし、しかしそれを解決しながらやっていかないと、商店街も続いていかないんですよね。
志のぶが活躍できて良かった、面白かった、と思う反面、妙にリアルだな、と思ったりしました。
それにしても詐欺の川崎さん、バクシン王を追い出すキッカケになってくれてグッジョブ!でしたね。
もちろん犯罪はいけないのですが、しかし何だかスッキリしてしまいました!
次回はどんな話になるのでしょうか?
志のぶやあきちゃんの活躍が楽しみです!