兄友、2巻 感想
※ネタバレ注意です※
薄い壁の向こう、兄の部屋から聞こえてきた、西野と雪紘の会話。
そこでまいは初めて、西野に妹がいたことを知ります。
そして後日、コミュニケーションが足りないという彼の言葉に納得していたまいは、自分から電話をしてみることに。
しかし突如降ってきた雨で、西野の家のお風呂を借りることになりました。
西野の妹、秋の服を借りることになった上、くつろいでいた秋と二人きり・・・。
まいと秋は気まずい思いをしていましたが、ひょんなきっかけから打ち解けます。
しかし、まいの兄、雪紘の登場で秋はパニックに。
同じ学校の先輩後輩の関係である二人ですが、秋はどうやら雪紘に、ダメ犬を躾るごとく面白がられていたようなのでした。
師走になり、西野は雪紘の部屋の掃除を手伝わされます。
けれどそれは、まいと初詣に行くための時間を作るためでした。
しかし、まいと雪紘の母方の叔母がぎっくり腰になり、嫁ぎ先のお寺の手伝いに行くことになったため、西野の計画は破綻・・・。
まいはクリスマスも学校行事でできていなかったことを気にかけていました。
それを聞いた叔母は迷惑をかけると思うなら、その分相手を大事にするよう助言します。
そこで初めてまいは西野に甘え、二人で正月を過ごすことができました。
二月、バレンタインが近付き、まいは友人二人にチョコレート作りを教えていました。
そこで初めて彼氏ができたことを伝えます。
町中がバレンタインで浮き足立つ中、以前カップル限定クッキーを売っていたお店の前に西野の妹、秋が。
そこで売られている昆虫チョコセットを買いたいと言う彼女でしたが、入る勇気がない様子。
そこへ現れた雪紘がサクッと買ってきて事なきを得ます。
一方、まいは店内に友人二人の姿を見つけます。
そこで14日のバレンタイン当日の話をしようとするまい。
その日はりんごの誕生日会をやると決めていたようですが、のぶ子から彼氏を優先させるよう言われます。
当日、西野と会うことを優先させることに決めたまいですが、どうにもすっきりせず、思わず西野に問いかけます。
すると西野も恋人より先約を優先させるという結果に。
雪紘に突っ込まれながらも、まいはりんごの誕生日を祝いに向かいました。
恋も大事だけど、友情も同じくらい大事だという、ほっこりするステキな話でした。
イラストが好きで読んでいますが、話もすごく面白いです!
雪紘みたいな兄がいたら、ちょっと怖いなと思ってしまいますね(笑)
そういうところも含めて大好きなので、3巻の発売が楽しみです!