君に届け、25巻 感想
※ネタバレ注意です※
ここまで、大学受験・進路を本格的に描いた少女漫画を見たことがあるだろうか、と最新刊を楽しみにしていましたが・・・、そのクライマックスというか大きな盛り上がりに、一瞬で読み切ってしまいました。
野球に賭ける龍と、それを応援したいが葛藤がある千鶴、その試合の結果、そして千鶴の言葉に感無量でした。
龍、初めて泣いたなあ・・・。
そのあとの二人の関係が柔らかくなっていくのも素敵でした。
そして、爽子と風早がまさかの喧嘩で、かなり驚きました!
が、だんだんと爽子の目指す方向性が違っていくような様子に、このすれ違いはいつどうなるのか?とひやひやしていたので、その分すっきりした感じがありました。
以前の付き合う前のすれ違いのように、気づいていたらお互い180度誤解しているような状況にならなくてよかった・・・。
すでに爽子の進路を決めつけている風早に「なんで!?」と思うのは当然ですよね。
そうだ、爽子しっかり怒っていいよ!!と感じていたので、反論するようになった爽子を頼もしく思いつつ、今後どうなるのか、ますます気になります。
どう仲直りするんだろう・・・。
基本ラブラブ、だけどすれ違うととことんすれ違う二人。
あまり迂回せずにラブラブに戻ってほしいと願っています。
二人の仲直りの仕方も気になりますが、進路はやっぱり違う大学に行くのでしょうか。
どちらにしても、龍と千鶴は離れるし、あやねも東京へ行くから、皆一緒ではないですね・・・。
今からさみしすぎます・・・。
大学勉強中の夏休み、会っていいのか、だめなのか、友達を気遣いつつ、不安になる日々。
つかの間の皆集合にすら、すでに懐かしくて切ない感じがします。
皆幸せになってほしいし、納得のいく進路を選んでほしいです。
次の巻も楽しみです。