Cocohana(ココハナ) 3 月号 Papa told me ~Little Country~、Cocohana ver.44話 感想
※ネタバレ注意です※
今回は知世がお父さんとのお出かけの際に見つけた可愛いアンティークショップが舞台のお話でした。
お祖父さんが閉めてしまったアンティークショップを再開させた、孫の景一君はアンティークの中でもミニチュアのドールハウスにこだわりがあるようです。
この景一君のお店に来た知世は、大喜びして、はしゃいでいました。
最終的にドールハウス用のテーブルなどを買って、嬉しそうでしたね。
無くさないように、大事にしてほしいです!
さて景一君は少し髪の長いイケメンなので、知世と一緒にお店に入ってみたゆりこちゃんはドキドキしてしまったみたいですね。
でもその景一君がドキドキするのは、女の人ではなくて、というよりも特定の人のようです。
その人はアンティークショップのお向かいの、定食屋の高浜さんのようです。
景一君はいつカレと出会ったのでしょうか。実はずっと憧れていたのでしょうか。
カレのことが好きなのだということもわかりますが、でも彼には仲の良い奥さんがいました。
だからといって、彼がカレと彼女の不和を願っているわけではなく、ふたりを微笑んで見送り、そしてその後ろ姿をただただ見つめているだけでした。
彼がカレの事を好きだという気持ちに気付いたのはいつだったのでしょうか。
彼がカレに気持ちを伝えるようなことはきっとこの先もないんだと思います。
見ているだけで幸せ。
そういう気持ちをずっと持っていくのでしょうか。
彼がドールハウスの中に明りを入れたり、テーブルにコーヒーカップをふたつ並べたりしながら、叶わない夢や幸せを想うのは、とても切なくて悲しいなと思ってしまいました。
暖かい明りをみながら、彼が優しく微笑むのが、逆にとても切なくて、彼に幸せが来てほしいと思ってしまう終わり方でした。
知世ちゃんとお父さんの出番は、今回は少なかったですが、逆に彼の今後がとても気になるお話でした。
彼がいつか幸せになれることを願いつつ、次回の話も気になります!
次の知世の活躍が楽しみです!