Nemuki+(ネムキプラス) 2015年 11 月号 さきたま、1話 感想
※ネタバレ注意です※
高山しのぶさんの新作が連載開始です!
ヘンなコスプレの女の子がいきなり訪ねてきて悔い改めよ!なんて叫んでいるところから物語は始まります。
間に合ってますととりあえずドアを閉めたのは、主人公の田中由貴です。
有名な小説家さんと同じ名前ですね。
さて彼は、パチンコなどにすぐお金を使ってしまうような性格らしく、公共料金をずっと払わずにいて、とうとう今日アパートの電気が止まりました。
ダメ人間が主人公のようですね!(笑)
困っていると、窓から先ほどの女の子が声をかけてきます。
どうやら窓から侵入しようとしてつまったようです。
警察を呼ぼうと田中が電話しようとすると、しゃべっていた女の子が気絶して、白いウサギが現れました!
ウサギがしゃべっているのを見て取り乱す田中は、いつも自分に憑いた悪いモノを祓ってくれるお坊さんのところに行き相談すると、このウサギ、近くの神社の神使だというんです。
というか、このいつも化け物を退治してもらっている、みたいな話から彼らがこういう普通の人には見えない類のものが見えて、そして慣れているということがわかりますね。
そしてそのウサギの外見の神使は、田中が月一のお祭りのお供え物を盗んだことを怒っていて、罰を与えるつもりだとわかります。
そしてその罰を与えようとすると、なんと神使の方に雷が落ちてしまいます。
実はこの田中は、小学校5年生の頃になにかとても強いものに呪われてしまい、その頃から神様や化け物などが見えるようになってしまったというのです。
そのせいで雷が落ちなかったのでしょうか。
罰はうまくいかないし、驚かれもしないので落ち込んでいる神使を、お坊さんの方がお供え物は返させるからと言って神社まで送りますが、結界が張られてしまい神使は入れなくなってしまいました。
なんと、制裁の雷が自分に落ちたせいで、神使は穢れてしまったのです。
人を呪わば穴二つとでもいうのか、呪い返しのようになってしまいましたね。
さて田中が帰ってくると、窓に引っかかっている女子高生が問題になって警察を呼ばれていました。
あの女子高生は気絶したままだったんですね、これはピンチですね!大ピンチです!
なんてところで今回は終わりです。
黒く穢れた神使はどうするのか、田中は警察に捕まっちゃうのか、この先どうなっていくのか。
次回が楽しみです!