L DK、18巻 感想
※ネタバレ注意です※
柊聖(しゅうせい)が玲苑(れおん)に葵(あおい)はお前の中で何点だ?と詰め寄ります。
玲苑は半分はぐらかせたつもりで71点で1ポイントアップだと答えました。
それを聞いて柊聖は72点だったら叩きだすとこだったと返します。
玲苑は自分の中で大きくなりつつある、葵の存在に気付いてはいますが、それを認めたくない思いもあり、複雑です。
1人の女に振り回される自分なんてガラじゃねぇ、と必死に思うように努める玲苑。
でも葵を見るたびに、話すたびに、玲苑の中で葵の存在は大きくなっていくのです・・・。
文化祭で、柊聖&葵のクラスと玲苑のクラスと、どちらがトップになれるか競うことに。
葵は玲苑のクラスの料理の出来をみて、自分の料理と比べ弱気になり、柊聖にその気持ちを聞いてもらいます。
みんなで一位になりたい!
そう言った葵の気持ちが柊聖を動かし、葵達は見事グランプリになりました。
そんな中、ワーストカップル賞になった葵と玲苑に全校生徒の前でキスコールが沸きあがるのです。
一瞬視線を合わせる柊聖と玲苑。
玲苑が葵の頬に手を添えた時、着ぐるみの頭をつけた柊聖が葵を連れ去っていきます。
柊聖の嫉妬が垣間見れます!
二人きりになった柊聖と葵。
キスがしたい葵に柊聖は、たまにはお前からしてこい、とSな発言をします!
軽くキスする葵に、もっと口開けろよ、俺が散々教えただろ、と。
そして玲苑が偶然そのキスを見てしまいます。
切なく、苦しく、玲苑はそこではじめて、自分の葵への気持ちを認めるのです。
打ち上げの時、柊聖は玲苑に、本当は葵の事好きなんだろ、71点なんかじゃないよなと詰め寄ります。
玲苑は、100点だと返しました。
帰りのホームで、3人のアパートに帰るか悩む玲苑のもとに、葵がやってきます。
弱った感じでちょっと疲れたかな、と言う玲苑に葵は、自分がどんな風に玲苑のことをすごいと思っているか、一生懸命伝えるのです。
葵を抱きしめたい衝動を必死に抑えている玲苑は、はやく柊聖のところへ帰れと葵に言いますが、悪天候で電車が止まってしまい、二人で玲苑のマンションへ行く事になりました。
シャワーを浴びた葵が玲苑の服を借りるのですが、それを見た時の玲苑の反応がすごく好きです。
だぼっとした服からちょこんと出た華奢な手を見て、クールを装ってる玲苑がとり乱れる様はニヤニヤしてしまいます。
そして、話の流れで玲苑は葵に気になる人がいるの?と聞かれます。
玲苑は一瞬考え、おまえ、と葵を指差し・・・は、絶対ないから安心しろ、とからかった風を装いました。
そしてシャワーをあびながら、この気持ちは抑えるしかないと言い聞かせます。
ソファーで寝てしまった葵をベッドへ運ぶと、離れ際、葵が抱き付き、柊聖・・とつぶやくのです。
キスしていた二人を思い出した玲苑は、葵に、うるせぇよ、と言いながら、そのまま葵の上に・・・。