Betsucomi(ベツコミ) 9 月号 恋するハリネズミ、第21話 感想
※ネタバレ注意です※
ケンカになりそうになった地元のヤンキーは、クラスの男子に取られたスケボーを返してほしいだけだったのです。
ところが男子はヤンキーに関わりたくなくて、思わず持ってきたスケボーを海に捨ててしまっていました。
クラスの皆にあまりよく思われていないのにもかかわらず、黙って暗くなった海でスケボーを捜す帆月の姿に、彼を信じる紀衣はいてもたってもいられなくて一緒に捜します。
男子たちも誤解を解いて次々に協力し、やっと捜しあてることができました。
帆月がいつの間にかクラスの皆と打ち解けたことは嬉しかったけれど、泊りがけだからと色々妄想していた紀衣はちょっぴりがっかりです。
そんな紀衣をよそに、帆月は「紀衣とやりたいことがあるから先に帰ってもらっていい?」と皆に言い、恋人たちは短くて甘いデートをすることができました。
ところがその帰り道、2人は自宅の前で紀衣の父親と会ってしまったのでした。
誤解を受けやすい人っていますよね?
特に男性は寡黙だったりして誤解が解けなかったりします。
いや、むしろ誤解を解くための努力が面倒くさいっていうのが本音かもしれません。
もっといろいろ説明したり、言い訳したりすればわかってもらえるのに、言い訳することがカッコ悪いなんて思っていたりして・・・。
そこに登場するのが、紀衣ちゃんみたいな女の子です。
彼のことを信じて、彼のためにいろいろやってくれます。
「私は信じている」的なオーラを出して行動する。
誤解なんだと説明する。
女子ネットワークでいい人伝説を流す。
などなど・・・。
そんな子には、ご褒美をあげなくちゃ!
帆月くんみたいに、ドキドキなデートに誘ってあげてほしいですよね。
「キスしていい?」
「今そー思ったから」
「聞かなくてもいーなら もう聞かない」
クーッ!私を悶え死にさせる気ですか?
紀衣ちゃんも帆月くんの言葉に翻弄されて、フワフワ気分での帰宅となりました。
そこで出会っちゃったのが、お父さんです。
次回はどうするのお二人さん?