※ネタバレ注意です※
水の部族の領、竜水に着きアユラ達と再開したヨナ達は、流通ルートを絶っているのはずなのに麻薬がどこからともなく湧いて出ることから、闇市で斉の商人が麻薬を売りつけているという噂があるためその調査と共に、斉の国境付近で行方不明者が多発している事件についても調べようと、斉へ行こうとする水の部族長の娘、リリの護衛をテトラやアユラに頼まれます。
迷いなく快諾するヨナ達、調査は翌日からということで、その夜、一緒の布団で寝ることになったリリに、ヨナはスウォンへの思いを話すのでした。
自分たちを裏切って、父親も殺したスウォンに対しての今の気持ちを、リリに打ち明けるヨナ。
個人的な想いや気持ちだけでは動くことできないことはわかってはいるけど、ヨナにとってはスウォンは過去に想いを寄せていた人で、だけど裏切った人で、父親を殺した人で、それでも決して国にとって悪政を敷く指導者ではなく、ヨナ達が仇をうてば国を混乱させてしまうこともわかるだけに許せないのに仇もうてない、殺そうとも思えない、ただ、スウォンはどういう考えでいるのか、何をしたいのかを知りたいというヨナの複雑な心中が伝わってきます。
この先、スウォンが何をなそうとしているのか、何を考えているのか知ったとしてそれが、ヨナ自身納得できないことだったらどうするのだろうとは思ってしまいますが、昔みたいに仇を討たなくてはと思いすぎているところがなくなったので安心してみていられます。
逆にハクの方が何かわからないですが、考えてる場面が多くなっているのは気になります。
これからは、しばらくリリの護衛や調査の協力をしていくだろうヨナ一行ですが、その前のほんのひと時の同じ年くらいの少女達の夜の語らいだったのですが、語ったのはよくある恋の話とかでないところがヨナらしい!
今回、ヨナがハクは特別な人だと自覚したことが思いの他うれしかったです。
今後、2人の関係がどう変わっていくのか楽しみです。