※ネタバレ注意です※
幻覚を見ていた花が目を覚ますと、背後には大きな蜘蛛が・・・!
怯える暇もなく襲ってくる蜘蛛。
花と藤子・ちさは懸命に抵抗しますが、人ほど大きな体の蜘蛛が放つ糸をかわせません。
動揺し、パニックになる花に、近くに会った掃除ロボットから花が愛する嵐の声が。
この時の嵐の台詞には、花への愛情がこもっています。
そして蜘蛛から逃れ・・・二人は声だけですが、長い時を超えて再会することができたのです。
しかし花は気付きます。
ともにいた新巻がいないことに。
三人は新巻を探します。
果たして新巻を救うことができるのか・・・。
もちろん、新巻には私は死んでほしくありません!
そして見つかった新巻はひどい姿に。
蜘蛛の糸でぐるぐる巻きにされています。
どうなるのかハラハラしましたが、三人は新巻を救出!
しかし二手に分かれてしまいます。
新巻が見ていた幻覚は、とても幸せなものだったでしょう。
現実に戻すのが、見ていてかわいそうなくらいでした。
そんな花と新巻に嫉妬するあゆ。
あゆは自分でも知らないうちに新巻に魅かれているのですね。
この二人がくっついたら微笑ましいカップルになるだろうなーと思います。
そしてとうとう、この世界にやってきた人たちが一つになろうとしています。
星の名前で結ばれる人々。
場所は殺伐としていますが、とてもロマンがあります。
ここでまつりと涼が小瑠璃とハルと合流。
私はこのまつりと涼のカップルも好きです。
まつりは明るいけれど肝が据わっていて、涼とお似合いのカップルだと思うのです。
涼の抱えたものを、まつりなら一緒に背負ってくれるのでは・・・?と期待できます。
そして合流と言えば、花・新巻チームとナツ・蝉丸チームも合流。
これはおおっ!と思わせてくれた展開でした。
ナツが花にコンプレックスを抱く描写がちくりとします。
そこで蝉丸がいいところを見せるんですよ。
男前です!
そんな和やかになろうともしていた時に、要が涼の前に現れます。
追いかけていく涼。
涼は本当に要を殺してしまうのでしょうか・・・。
そうされても仕方のない人かもしれませんが・・・。
次の巻が待ち遠しいです。
次で30巻。
まだまだ続きますように。