※ネタバレ注意です※
La・La 9 月号 シーン11
大学が夏休みになって映研の撮影合宿がはじまり、大道具、メイク、衣装、その他雑用などの裏方作業を請け負うチームの美班ももちろん参加しています。
今回撮る映画のストーリー上キーマンとなる少年を演じる出尾籘凛は有名なドラマにも出演経験がある子役ですが、ワガママばかりいい周囲の人達(特に美班)を振り回すばかりです。
でも、監督である甲斐利一は撮影を成功させるためにただでさえ忙しい美班にご機嫌取りという仕事まで課す始末で、撮影合宿に初めて参加した栗栖蘭丸は美班の大変さを実感するのでした。
映画の撮影というのは見えないところでの役割が本当に数えきれないほどあるんだなと感じました。
美班なんかは、撮影には一見関係なさそうなことまで請け負っていて目の回るような忙しさの中で、より良い作品に仕上がるために沢山の人が動いているのが実感できます。
美班の部長である郷田流司と出尾籘凛の会話が面白いです!
ワガママに振り回されている人たちは仕事しつつもご機嫌取りに奮闘してますが、子供だからという思いがどこかあるように見えました。
凛はなんだかんだ言いつつも郷田のそばにいることが多くなります。
1人集中している小道具を作る郷田に興味をもったのか、ちょっかいをかけたり時には質問したりする姿を見ると子供っぽい部分が見えて可愛らしいです。
郷田も特に子供扱いすることもなく、ご機嫌とりをすることもないのでそこがよかったのかもしれないと感じました。
重要な役を演じる役者である凛にもスポットが当たっていて、ワガママ放題の子役の彼ですが、そうするのにも理由がありそうでそれがこれから判明していきそうで楽しみです。
また、撮影が進んでいくに連れ美班の活躍も要期待です。