※ネタバレ注意です※
生まれつき赤い林檎のような美しい髪をもつ少女 白雪は、珍しい髪の色を理由に生まれ育った国、タンバルンの王子ラジ王子に愛妾の座を用意されます。
そんな白雪は幼い頃から薬事を学び、薬剤師の道へ進むのです。
そしてラジ王子から逃げるために故郷タンバルンをでて、隣国クラリネス王国の森でゼンと名乗る少年と出会いました。
ゼンの正体がクラリネス王国の第二王子と知った白雪は、その縁でクラリネス王国に居を移し親交を深めていきます。
クラリネス王国での見習い期間を経て、ウィスタル城の宮廷付き薬剤師となります。
赤髪のために、誘拐されたり王子であるゼンと親しくするのを快く思わない人間から脅されたり・・・と大変なこともありましたが、ゼンの側近達とも親交を深めていき、またゼンを知る事で、尊敬し力になりたいと思うようになりました。
その後、ゼンの告白を受けて恋をじかくするようになります。
前巻からリュウと共に、薬剤師兼任研究員として2年間リリアスにて研究に励む事になります。
白雪がウィスタルからリリアスへと拠点を本格的に移してからのお話がいよいよ始まります。
オビが合流し、白雪にリュウ、そしてオビが、活躍します。
何だかんだオビが、いい味を出しています!
影のヒーローみたいですね。
慌ただしい中でこの3人が過去の事件で発見された光るオリンマンスの研究に加わり、薬剤師としても成長を見せています。
しかし、研究の方はなかなかうまく進まず、他の分野にも幅を広げる事に・・・
鉱物学にも手を出すことに!
鉱物の学者としてリリアスに研究室をもつ貴族、ラタ・フォルゼノとの攻防が次巻のメインストーリーになりそうです。
そんな中で、ゼノからとどいた招待状に書かれていた夜会に参加すると共に、ラタについてゼノにお願いする事に。
そして、夜会に出席する為に4ヶ月ぶりに王城に向かう途中・・・ゼンがミツヒデ、木々が迎えに来ます!
ミツヒデ&木々のお話も読めますよ!
この二人も幸せになって欲しいですね!
そして、さらにオマケ読み切りの「夏休み00日目」。
まさに 青春を絵に書いたようなお話、でした。
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