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コミック

ベルサイユのばら 全14巻 感想

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【本ページはプロモーションが含まれています】

この作品に出会って人生が変わった人はたくさんいると思われますが、私も「ベルサイユのばら」に出会って人生が変わった人間の一人です。

この作品を初めて読んだのは、リアルタイムで読んでいたというよりも、人気があった作品を文庫化する最近の傾向と同じように、「愛蔵版」という分厚い本で出ていたのを手にしたのが始まりでした。

もともと漫画は好きで、それ以前にも漫画を読む機会はたくさんあり好きな作品もあったのですが、漫画を読んだ時にここまで衝撃を受けたのはこの作品が初めてでした。

何よりも惹かれた設定と言うのが、「女でありながら男として育てられた」という設定です。

アニメのオープニングの歌詞に、「平凡な人生が叶えられない身だけれど」という部分があるのですが、普通なら羨ましいと思う設定と主人公オスカルの運命が非常にマッチしていて、その世界観に引き込まれたきっかけでもありました。

特に印象的なのが、オスカルがフェルゼンへの恋心を断ち切るために生涯一度だけドレスを着て舞踏会に出るシーンです。

女として生まれて、好きな人のために綺麗なドレスを着ておめかしをする、そして好きな男性に見て褒めてもらうというのは、普通に女性として生活をしていたなら当たり前のことでしょう。

しかし、ベルばらの世界においては、女としての人生を送ることを許されなかった自分への、唯一のわがままとしてドレスを着る、今まで男として何の不満も感じてこなかった自分と、女としての恋心を抑えきれなかった自分の矛盾が何とも言えず倒錯的で、身悶えしながら読んでいた記憶があります。

特に好きなキャラクターがアンドレとアランです。

最初の設定では、アンドレはオスカルのそばにいるとりまき的な感じてあまり重要なキャラクターではなかったようですが、オスカル本人がフェルゼンに対する恋心を意識する前にいち早くオスカルの異変に気付き、自分の気持ちは悟られることなくただそばで一番の友人として寄り添う、というスタンスにもどかしさを感じつつ、その二人の関係性が非常に好きだったのです。

しかし、オスカルがフェルゼンに失恋して自暴自棄になってしまい、そのことに気づいたアンドレが暴走するシーンがあるのですが、そこで初めてアンドレの深い、そして執念深い愛情に気づき、オスカルだけでなくそれを読んでいた自分自身もそこまで好きだったのかとかと初めて気づくのです。

普通、少女漫画と言えば自分が気になる相手も自分のことを好きで、なんやかんややりつつ徐々に関係が良くなって付き合っていく、と言うのが定説なのですが、主人公に好きな人がいて片思い、その主人公を思う相手もなかなか報われないヒーロー、というアンドレの存在が時に悲しく印象的でした。

その次に好きだったのがアランですが、彼は最初、女なのに衛兵隊の隊長として入ってきたオスカルのことを女として反発し馬鹿にしていました。

けれど、最終的にその実力や信念の深さに感銘を受けて好きになってしまう、という設定がリボンの騎士のブラッド船長にも似ていて、大好きなキャラクターでした。

ちょっと悪ぶっている不良が、馬鹿にしていた相手の能力に気づいて心を奪われれしまうという設定はどこにでもあるものですが、実は純情で妹思いというギャップもアランの魅力の一つだったと言えます。

アランはベルばらの後のシリーズともなる「エロイカ」に登場するのですが、ベルばらの時と同じくオスカルのことを一途に思い続けていて他の女性を寄せ付けないその純粋さ、最後までオスカルに寄りそう姿勢もアランが魅力的な理由と言えます。

加えて、アランがやけを起こしてオスカルに止められた時、そのオスカルに対してアランがキスをするのですが、アンドレに止められます。

アンドレはアランを殴ろうとするのですが、抵抗せず殴られようとするアランに対して、自分と同じように報われない愛を抱えて生きていく同志として認める、というシーンも非常にドラマチックで心に残るシーンの一つです。

ベルばらは、歴史ものという意味では一般的な少女漫画とは異なると言えますが、少女漫画の本流に沿って描かれていますので、年齢に関係なく、若い世代でも年齢を重ねた世代でもどんな人が読んでも心に残る作品の一つではないかと思います。


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