Kiss(キス) 3 月号 くちうつす、2話 感想
※ネタバレ注意です※
新連載の原稿がやはり煮詰まってしまった由夏でしたが、長谷川に また口述筆記をお願いできてよかったですね!
新しい編集長が言葉の端々に厳しいところを出してくるので、簡単にはいかないかも と思っていましたが、やっぱり由夏ひとりで書くと上手くいきませんでしたもんね・・・。
長谷川と前回マンツーマンで書き上げたからこそ、あの表現力が出せたんだと思います。
そう考えると、どうしても長谷川と一緒に作品を作る必要があるんだな、と思ってしまいました。
そして やっぱり長谷川からのアドバイスがあったおかげで一気に書き進めることができましたし、その上 連載が終わるまで手伝ってくれるという話になったので、とりあえずは この連載も続けていけるんじゃないでしょうか。
今回の見どころも やはり、口述筆記をしている間に いろいろと由夏が考えていて、作品の中の男性と長谷川が同一人物になっていくところだったと思います。
長谷川が時々 見せる子供っぽい表情や、逆に由夏が赤面しているのに全く動じない涼しい顔などから、由夏がインスピレーションを受けて、目の前の長谷川を使って作品を進めていく姿は とても面白いと思いました。
そして今回気になったのは、前回も少し出てきていた長谷川と編集長の関係、そして新しく出てきた「谷村久(たにむらひさし)という作家さん、つまり長谷川さんのお父さんが、なにか大事なことに繋がるようですね。
長谷川がもう一度 口述筆記をしてくれるという話になったのも、由夏が持っていた前回の短編の感想、しかも編集長の感想を偶然 見せることができたからでしたし、由夏は まだ何も知りませんが、長谷川と編集長の間に何かあるということは間違いなさそうです。
谷村久は女性遍歴が派手だったとあったので、もしかすると異父姉弟とかでしょうか?
パズルのピースがひとつ、ふたつと出てきたようで、とても次回が気になります!
次回はどんな内容になっていくのでしょうか?とても楽しみです!