妖怪の嫁になりまして、1巻 感想
※ネタバレ注意です※
妖怪について研究している 撫子は、妖怪を探していました。
そして 遂に、山奥で 白銀という妖怪に出会います。
研究に協力してもらうため 結婚を申し込む撫子ですが、白銀が結構 常識人(妖怪)で、断られてしまいました。
それでも粘る 撫子に「結婚してください」と言われ、白銀は 断るはずが、なぜか無意識に了承してしまうのです。
妖怪と人間の結婚は 契約であり、結婚を了承すると、契約印が刻まれ 離れて暮らせなくなってしまいます。
それは困る・・・と 二人は契約を解消すべく、他の妖怪のもとを訪れました。
まず訪れたのは 鬼の当主、朝菊のところです。
彼女は みつるという妖怪と結婚していて、大和撫子に見えますが 実はかなり強い妖怪です。
残念ながら 二人は婚約を解く方法を知りませんでしたが、他の妖怪を紹介してくれます。
それが 狢(ムジナ)の妖怪・千草です。
彼は かなり性格に癖があり、女連れの男が大嫌いな ちょっとナルシスト妖怪なのです。
そんなこんなで、昔 婚約を解消したことがある妖怪に会うことができました。
果たして 婚約は解消出来るのか？ その方法は――――？
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妖怪系の漫画って、人間同士の恋とは違って 種族の壁があるからこそ、恋心が燃え上がりますよね！
白銀は、見た目は 犬に鬣が生えた感じで、かなり格好良い妖怪でした。
しっかりしているのに、撫子と一緒にいると ペースが乱れるようです。
撫子は 初対面の相手にも関わらず、いきなり結婚して！なんて言っちゃう ちょっと天然な女の子で、そこが とても可愛らしいですね。
しかし、二人が無事 婚約できたのに、直ぐに解消する方法を探すなんて 思ってもみなかった展開でした。
あと、私は 朝菊のキャラが とっても好きです！
静かな女性に見えるんですが、実は 鬼の当主になるには、闘いに勝たないといけません。
その死闘を潜り抜けて当主になった朝菊は、一番 強い鬼なんですよね。
夫の みつるのことも躾ているようですが、何だかんだラブラブなところが 羨ましくなってしまいました！
