※ネタバレ注意です※
楽しみに待っていた第2話です。
表紙はディー1人です。
肝心な石の問題は相手が何も仕掛けてこないらしく全く進みませんでしたが、学校生活を順調に送り早速打ち解けつつある3人です。
1話で役目を果たすと決めたセナはツンツンするのを止めたみたいですね。
笑顔も普通に彼らに見せるようになっていたので、ちょっと急かなとも思いましたが
3人それぞれの個性が良く分かるお話で面白かったです。
ニナ・マリアには同じく姫という立場の学友が3人いました。
セナ・ベルが通い始める前からお茶会を開く提案があったそうです。
側近の方もご一緒にとまで言われ断れないセナは、ニナ様のピアノを楽しみにしていますという言葉に焦ります。
ピアノの基礎はあるものの、下手下手と側近2人に言われてしまうセナは一生懸命練習しますがなかなか上達しません。
そんなセナを、自分の評価に傷がついてしまうと言って指導してくれたのはテオです。
テオの母親は歌手で、自然に弾くようになったそうです。
ある夜、剣の稽古をするディーを見かけたセナ。
体が鈍ってしまったと言い稽古に参加しようとします。
自分の身は自分で守る、こっちから仕掛けるくらいじゃないと解決しないというセナに、
ディーは俺が必ず守るから危険な真似はするなと言います。
突然の言葉に驚き倒れてしまったセナは左手に怪我をしてしまいました。
お茶会は明日、今更断れないと言い1人で弾く気のセナでしたが、当日突然ディーが自分の不注意で怪我をさせてしまったから私が左手をつとめさせて頂きますと学友の前で話します。
ディーはピアノは全く弾けませんでしたが、テオに頭を下げて教えてもらい、一晩かけて練習したそうです。
下手ねぇと笑われてしまいましたが、これはこれで面白いと学友たちは和やかです。
懸命に鍵盤を叩くディーと、それを見て微笑むセナ。
ただ1人、なんか面白くないとテオの不満顔で終わりました。
表紙がディーだったのに、途中まで目立っていたのはテオでした。
ディーの回だと思っていたので、あれれ?でしたが、最後にいいところはやはりディーが持っていきましたね。
ディーの格好良いセリフとお姫様抱っこが見れる回です。
セナの頑張り屋な部分はとても好印象です(*´▽`*)
完璧に役割を果たすと言った彼女の言葉に嘘や迷いはありませんね。
意外だったのはテオ。
常に紳士的な朗らかで優しいタイプのキャラクターだと思っていたのですが、厳しい面もあるようです。
お茶会の話を切り出したニナの学友、オリガは一見愛らしい少女ですが少し裏がありそうな気がします。
セナの正体に気づき始めていて、確かめる為にピアノを弾いてもらおうと思っていたのではないでしょうか。
今後の展開に期待です。