Kiss(キス) 12 月号 逃げるは恥だが役に立つ、31話 感想
※ネタバレ注意です※
なんと平匡さん、沼田さんと一緒に転職することにしてしまいましたよ。
新しいことを始めるワクワク感、わかります!
仕事で新しいこと、ワクワクできることに出会えた時に、どういう一歩を踏み出せるのかって、とても人生では大事だと思いますね。
そういう意味では、平匡さんが守りだけに入らなかったのは良かったです。
良い選択だと思います!
人生は、そこで決断して大きな一歩を踏み出すかどうか。
ホント、その通りですよ!
しかしそのあとが性急すぎる!
新しい職場に今のマンションだと遠すぎるから引っ越そう、そうなるならもう入籍した方がいいだろう、ならもう婚姻届だ!もらって帰ろう!というのは、どうなんでしょう。
転職するに当たり、給与面で少し下がるかもしれないから、入籍は少し待ちで、といった矢先に、なぜこんな行動になるんでしょうか。
入籍することに対してモヤモヤしていたみくりにとっては、これはちょっとした小休止になってよかったのです。
もちろん、平匡さんの気持ちもわかります。
理にはかなっているんですから。
入籍する予定の人と一緒に引っ越すなら、お得で手間がかからない方向を選ぶべきなのは正しいと思います。
しかし、あまりに急ぎすぎてはみくりはついていけません。
というより、これで本当にいいのだろうかと考えて、小休止に喜んでいたみくりには、あまりに急な話です。
実は、みくりのその悩んでいる気持ちを、平匡さんが分かっていない、ということが問題なのではないでしょうか。
ここ最近は平匡さんが浮足立ってしまって、それを見るとみくりも流されてしまって、彼女自身にちゃんと気持ちを整理する時間もなく、平匡さんにきちんと話せていないことが問題だったのではないかと思うのです。
なんでも話して決めることができる間柄だった筈なのに。
しかしそれにしたって、ちょっと待って、距離を置こう、というのはどうなんでしょう。
平匡さんの気持ちもよくわかるから、これを拒絶と考えてしまわないか心配です!
いやもう考えてそうですが。
これが契約結婚から始まったことの代償なんでしょうか。
このまま流されてはいけない、という気持ちで思いつきで離れて暮らしてしまって、大丈夫なのでしょうか。
とりあえず1か月、家事は今まで通り通いで行い、週末は一緒に過ごしたりデートしたりする、「仕切り直し」。
でも、考え方を変えれば、結婚状態ではない、恋人状態に戻るということでしょうか。
というか、この二人には恋人同士だった時がないんだから、それはそれでいいのかもしれませんね。
しかしその状況を二人とも楽しむことができるんでしょうか?
また気になるところで今回は終わりです、次回に続きます!
今回は百合ちゃん&風見さん話がなかったので、次回はあるでしょうか、それも気になります!