恋は雨上がりのように、3巻 感想
※ネタバレ注意です※
近藤正己の子どもである、勇斗くんに着いて行くがままに 近藤正己のマンションに向かう橘あきら。
あきらは押し入れの中で 暑さに耐えていたんですが、 熱中症で耐えられなくなり飛び出してしまいます。
驚く近藤正己ですが、勇斗くんに麦茶を 持ってくるように指示をします。
段差につまづいたあげく その麦茶はあきらの制服にかかってしまうのです。
彼女は近藤からシャツを借ります。
近藤はシャツのシミを気にして コインランドリーへ行ってしまいます。
あきらは借りたシャツを愛おしく思ったのか 匂いを嗅ぎます。
好きな人の匂いって、 やはり幸せになれる匂いなんですよね。
次の日、あきらがバイトへ行くと 近藤は飼い始めたハムスターのおかげで 人気者になってしまいます。
あきらは呆れるどころか 嫉妬してしまうんです。
そこが高校生の乙女だなと橘あきらの 可愛い1面が垣間見えます。
話は変わって、あきらが中学校のころから 親友であったはるかとの話になります。
あきらが陸上部を退部したあと、 はるかは彼女との間に距離を 感じていました。
あきらが学校行きのバスを待っていると 小学生たちが噂していた ガチャポンからでる 好きな人と仲良くなれるキーホルダーを 手に入れるためにガチャポンを 何度も回します。
はるかは勇気を持ってあきらに 声をかけて、バスに乗り 学校へ行くのですが 踏み入った話はできずそのまま2人は 離れてしまいます。
はるかは陸上部の昼食を買いに行くジャンケンで 負けてしまい飲食店へ向かいます。
そこでバスを待つあきらをみかけ、 はるかはあきらが欲しかったキーホルダーを 投げて渡します。
はるかは小さい手紙をその中に入れ、 また昔のように仲良くいたいと 強く願うのです。
はるかとあきらは陸上を目指した同士。
2人だからわかる絆を 再確認させるような淡い青春ですね。
ある日、あきらは店長である近藤とメールが できることを知り はるかから貰ったキーホルダーを 握りしめて近藤の元へ向かいます。
一方近藤は九条ちひろの単行本を インターネットで眺めていました。
そこにあきらが声をかけます。
あきらは近藤を褒めているのですが、 近藤はなぜかあきらを突き放すのです。
バイト仲間の加瀬から言われた 一言で責任を感じたあきらは 台風の日に風邪で休んでいる近藤の元へ いくのでした。
好きだからこそ、相手を知りたい。
それが相手を苦しめているのではないか
初めて気づいた恋心に揺れる橘あきら 自分がもうおじさんだと 自覚していて、自信が無い近藤正己。
これからどう混じりあって どういう結末になるのか。
目が離せません!!!