orange、5巻 感想
※ネタバレ注意です※
「26歳の私には、後悔している事がたくさんあります。」
高野苺先生の大人気コミック、「orange」5巻でついに完結です。
12月12日には映画化も決定してます。
待ちに待った最終巻でした!
発売日に速攻本屋に駆け込みました。
読んだ感想は・・・涙がぽろり&心がじんわり。
10年後の世界から手紙がきているってことは、10年後の未来の翔は必ずいないってこと。
それはもう結構序盤でわかってはいたんですが・・・。
それでも翔には生きていてほしい、10年後の未来もいてほしい。
そう願いながら読んでました。
授業で先生が言っていた「パラレルワールド」の存在。
別の世界では翔が生き続ける未来があるのかもしれない。
翔にはぜひ!菜穂と幸せになってほしい。
でも須和も菜穂が好きだし・・・。 という葛藤を抱いている私にとっては、いい終わり方だったのかも。
仲間っていいなあ、友だちっていいなあ。 そう思わせてくれる作品でした。
自分が死んでしまったら、10年たってもずっと思い続けて、悲しむ人たちがいる。
自分に生きてほしいと思っている人たちがいる。
翔にとってはそれが、一番救いだったのでしょう。
最後に自転車を壊したハギタが一番いい役してました。
10年後のハギタは、タイムスリップも無理、そんなの出来ないって冷たかったのに。
やっぱりツンデレだな~。
翔の「ありがとう」の心からの笑顔で、今まで頑張ってきたみんなの努力が報われました。
いや、翔が生きていてくれることこそが、みんなの願いでした。
10年後の菜穂たちに教えてあげたい~!!!!!
翔は生きてますよ~!!!!
菜穂、翔、須和、アズ、貴子みんな本当にいいキャラ!
最後まではらはらしましたが、大満足の漫画でした。