アシガール、6巻 感想
※ネタバレ注意です※
アシガール6巻のご紹介をしたいと思います。
アシガールという題名からもわかるように足軽になった女の子の漫画です。
速川唯という平凡な女の子が主人公。
作者は森本梢子先生なので、面白い事は間違いないので安心して読む事が出来ますよ!
アシガールは平凡な女子校生が弟の作ったタイムマシンで戦国の世へ、タイムスリップしてしまうというお話です。
タイムスリップという漫画は結構あると思うのですが、アシガールは軽いコメディタッチで描かれているので気軽に読む事が出来ます。
また女子高生が戦国の世に行く事によって、男の子と間違われ足軽になってしまう、という突拍子もない設定も愉快です。
主人公速川唯は、タイムスリップした先で忠清という若君に恋をして、忠清の警固番にまで出世しました。
忠清も速川唯が女性だという事を承知で、好意を持っています。
アシガール6巻では、現代に戻った速川唯が戦国の世にもう一度戻る事になります。
忠清が恋しい唯が弟に頼んで、壊れたタイムマシンを直してもらい再び戦国の世に戻るという訳です。
せっかく戦国の世に戻った唯ですが、戻った途端に松丸亜湖というお姫様を助けます。
この松丸亜湖は、唯の愛しの若君、忠清のお嫁さんになる予定の女性です。
松丸亜湖は唯が見ても、可愛くて性格も良さそうな娘です。
唯はこんな可愛い娘がお嫁さんなんて、と焦ります。
その頃、若君は現代で手に入れた唯の写真を見て、物思いにふけっていました。
遠乗りに出かけた若君を追って、亜湖も馬に乗り若君に会いにゆきます。
そんな二人をか影から見る唯は、二人はお似合いだと悲しくなってしまうのです・・・。
亜湖から昨晩、唯之助という者から助けてもらったと聞いた若君は唯が戻ったと感じました。
唯は戦国の世では唯之助と名乗っています。
唯を探しに行く若君は、野原で唯と再会!
亜湖と結婚して欲しくない、と告げる唯に、結婚はなくなると言う若君。
プロポーズらしい事をされ、いよいよキスという所で若君の家臣に見つかってしまいました。
一人親元を離れた亜湖は、唯之助に話相手になって欲しいとお願いされます。
こうして亜湖姫接待役足軽になった唯は、ある日ご城下に用事で出かける事になりました。
亜湖は自分も連れていって欲しいと唯に頼み、二人で出かける事になります。
そして二人は曲者に追われる事になってしまうのです。
困った唯は、亜湖と着物を替えて自分がおとりになって捕まってしまいました。
亜湖は唯が女の子だという事に気がつきます。
無事、若君の元に戻った亜湖は、唯之助が女の子だと若君も知っていたのだと気づき、なんとか唯に無事でいて欲しいと願うのです。
一方、捕まった唯は敵の若君と結婚させられそうになり焦っています。
忠清には何か考えがあるようで、それは7巻のお楽しみという所で終わっています。
6巻は唯と忠清のラブラブもあり、コメディータッチの場面もありで充実した内容になっていると思いました。
早く7巻を読みたい、そんな終わり方です!