Kiss(キス) 7 月号 はじめまして さようなら、5話 感想
※ネタバレ注意です※
新しいキャラ、住職の清水光明君が今回登場しました!
チャラそう!!思わず笑ってしまいました。
これは岸川君は嫌いな、というか信用できないタイプかも、と思いましたが、意外と頼りになりそうな奴ですね!
葬儀屋に跡継ぎがいるなら、お坊さんにもそりゃ跡継ぎがいるよなーと感心してしまいました。
葬儀にお坊さんはつきものですし、葬儀屋さんは絶対お世話になっていますもんね。
腐れ縁的な、幼馴染ポジションの、とても大事なキャラになりそうですね!
さて今回の故人は、双子のお婆さんの片割れの三好百合子さんでした。
ただの姉妹ではない双子で、そしてずっと一緒にいた片割れが亡くなって、という話でしたが、岸川君の幼馴染の光明登場の話に合っているな、と思いました。
まだ存命の双子の片割れ、登紀子さんが、百合子さんが生前話していた赤いワンピースを着せてあげたいと望む、というエピソードは、
旅立つ人が残していった言葉をかなえてあげたい、という優しいわがままなのに、しかし格式が大事になってしまっている「葬儀」という場所では、届きにくい声かもしれないと思いました。
そんな中で、光明がうまく立ち回って、葬儀で実現できたのは素晴らしかったと思います!
「大切なのは格式ではなく故人を偲ぶ心だということ」は今回の名言だと思いました!
チャラそうでも、やっぱり中身はちゃんとしたお坊さんなのかな、と思わせておいての、最後のやっぱりチャラい、というのでちゃんと笑わせてくれました。
葬儀をモチーフにしていて、暗くなりがちだとは思いますが、前向きな珠子だけでなく、光明も作品を明るくしていってくれそうなので、今後がとても楽しみです!