アイドリッシュセブン TRIGGER -before The Radiant Glory- 感想
※ネタバレ注意です※
少女漫画好きの方なら、ほとんどの人は種村有菜先生のお名前を知っているのではと思います。
その種村有菜先生がキャラデザインで参加されているゲームの番外編コミカライズがこの作品です。
ゲームのアイドリッシュセブンは未プレイなのですが、ゲームやってなくても十分面白い!
夢中で読んでしまいました!
十龍之介くんという沖縄出身の男の子がスカウトされてアイドルグループTRIGGERの1員となるお話です。(ゲームの中ではすでに超人気グループらしいですね)
いきなり芸能界に入る事になって、右も左もわからない龍之介くんですが、グループの他のメンバーと出会い前向きにお仕事頑張る姿は、すごく元気をもらえます。
見た目はとっても派手でかっこいいのに、実は純朴な龍之介くんはとっても可愛いです!
実は口下手な龍之介くんは、メンバーたちに「言わなくてもきっと自分の気持ちは伝わってる」と思ってしまっています。
でも、実はそんなことはなく、チャリテイライブをやるにあたり、自分たちのポリシーに合っていないと感じたメンバーが「なんで龍之介は何も言ってくれないんだよ!」となった時、はじめて自分の甘えに気づき行動に移す姿は本当にかっこいいです。
そして、この言わなくても分かってくれてるはず・・・ということって現実の自分にも当てはまることで、やっぱりちゃんとコミュニケーションとらないと人間関係うまくいかないよね、と再認識させられました!
TRIGGER・・・引き金を引く、という意味合いのシーンがところどころ入っていたり、季節感あふれる描写など、やっぱり種村先生の作品は外れがないですね!
ゲームをやってなくても、巻頭の人物紹介読めば十分理解できると思います。
でも読んでいてすごく面白かったので、ゲームもやってみようかな?って思っちゃいました。
種村有菜先生が好きな方はぜひ読んでみてください!