L DK、21巻 感想
※ネタバレ注意です※
大人気シリーズ、渡辺あゆ先生の「L♥DK」21巻です。
最新刊の発売はいつも本当に楽しみに待っています!
同棲している葵と柊聖のところに、柊聖のいとこである玲苑がやってきて、少しずつ葵に惹かれていましたが、ニブい葵はキスをされても彼の気持ちに全く気がつきません。
父親に柊聖をアメリカへ連れ戻すように言われていた玲苑でしたが、自分こそが父親の後を継ぐのだという強い気持ちが目覚め、アメリカへ帰る決意をします。
そして、仕事のできる、いい男になって、その時こそ葵に告白すると柊聖に宣戦布告するのでした。
学校では同棲のカモフラージュで、葵と玲苑は恋人同士のフリをしていましたが、柊聖とキスしているところを撮られて、その写真が流出してしまいます。
すると葵は二股をしていると誤解をされ、イジワルを受けてしまうのです・・・。
葵をピンチから救ったのはまたまた玲苑で、葵を救えなかった柊聖は悔やみ、彼女を守るために別居を決意し、そのことを葵の父親に伝えました。
柊聖の気持ちが分からない葵は、突然の別居宣言にとまどい、激しく感情をぶつけます。
柊聖は家を出ていきますが、次の日の朝、ちゃんと迎えにきてくれました。
学校でも、朝から晩までずっと側にいてくれて優しい柊聖ですが、優しすぎて葵はふりまわされてしまいます。
しかし、自分を守ってくれるために側にいてくれていることに気がつき、葵は感激するのでした。
お互いの気持ちを再確認して、キスをする二人の前に、柊聖の兄、草樹が現れ・・・。
またまた波乱の予感で続く・・・です。
今回も葵と柊聖の清い交際は続きます!
調理師になりたい夢を持ち始めた葵が父親と意見がぶつかるシーンや、柊聖がいない間にエロDVDを見てしまい、男性が怖くなる葵の心を柊聖が優しく溶かしていくシーンなど、二人が確実に成長しているのも見どころです。
やっぱりおもしろい!!!
大好きな作品なので、22巻が今から待ち遠しいです!