藤原くんはだいたい正しい、2巻 感想
※ネタバレ注意です※
藤原くんのことを好きになっていくヒツジが可愛すぎる2巻でした。
浮ついた心を小麦粉の中に埋めようとするシーンが大好きです!こんなカワイイ浮ついた心なら飼いたい!(笑)
白滝が言った「藤原のこと好きになった?」という言葉で、藤原くんを意識せずにはいられないヒツジに、藤原くんは「オレにときめいてんじゃねーだろーな?」
その通りだけど、すごいセリフですよね!(そーゆーことって普通 言う!?言わないよね!?)とヒツジが驚くのも無理ないです!
しかし藤原くんの口から“ときめき”というワードが出てくるとは思わず、ちょっと微笑ましい気もしちゃいました(笑)
でも、それは失恋して弱っているから手近な男が良く見えるだけの、勘違いだと言いきる藤原くん。
好きになられることを、とにかく拒否していますね・・・。
体育祭は盛り上がっているから自分は競技に出る必要はないと言う藤原くんに、「それって、藤原くんは楽しいのかな?」と言ったヒツジ。
そんなヒツジと似ている“あいつ”って、藤原くんの亡くなった弟さんのことだったのですか・・・。
競技にも出てくれて、「今 一番気になる異性」という借り物を指示され、藤原くんが連れて行ったのはヒツジでしたが、大した意味はないと言いました。
ヒツジはやっぱり藤原くんに ときめいちゃうし、勘違いじゃなくて藤原くんに恋をしているのだと気づいたけれど、「誰とも付き合わない」って決めている、大切なものなんて一つもいらない、そう話す藤原くん。
白滝から弟さんが亡くなっていることを聞いたヒツジは、藤原くんの言葉の意味は(きっともう、誰も失いたくないってことなんだ・・・)と知ったのです――――
それでも、藤原くんの「大切な人」になれたらいいのにな、と夢見ていたヒツジがステキだと思いました!
本当にずっと、一つも大切なものがないまま過ごしていくなんて、寂しすぎます・・・!
ヒツジが頑張ってくれて、そして藤原くんの「大切な人」になってくれることを期待ですね。
藤原くんも、ヒツジのことを特別に想っていることは間違いないと思いますし!
ヒツジが合コンに行って男の子達にバカにされてしまった時、藤原くんが嘘をついてヒツジのために怒ってくれたところはメチャメチャかっこよかったです!!!
藤原くんに恋しているのだとヒツジが気づくキッカケでもありましたし、印象的なシーンでした。
この巻の最後では、藤原くんに片思いのヒツジ、やっぱりヒツジの好意は受け取れない藤原くん、そして何を考えてるのかイマイチ分からない白滝で、三角関係が始まってしまいそうな予感が・・・!
3巻が気になります!!!ヤキモチをやく藤原くんが早く見たいです!!!