Cocohana(ココハナ) 8 月号 エンゲージ・ピンク、1話 感想
※ネタバレ注意です※
今月号から始まった、式田奈央先生の新連載!!!
婚活女子の話かと思いましたが、どうやら それだけではなさそうで、とても楽しみな作品が始まりましたね!
子供のころの憧れの絵本に出てきたような ピンクのドレスを着て結婚式をしたい!という気持ちを、婚活パーティー中に思い出していた 小野寺栞梨さんが、この作品のヒロインですね。
婚活が上手くいかなくて 空回ってしまう30代の気持ち、よく分かる人は きっと多いですよね・・・!
一緒にパーティーに参加していた友達が 先にカップル成立してしまって、友情の薄さを実感する・・・なんて、本当にありそうで ゾッとしちゃいます・・・。
栞梨が この後に荒れていて、何回も婚活パーティーに参加しすぎて、自分の中の気持ちも整理できていないのでは・・・と心配になりました。
そんな栞梨が 勢いで入ったラーメン屋さんに、後から入ってきた おじさんとイケメンの二人ですが、このおじさんの言っていた「何でもいいは 何も良くない」という言葉が、栞梨と同じように 心に響きました。
確かに、なんでもいい というのは、逆に言ったら 何も決まらず、結果的に 何も得られないかもしれませんね。
このラーメン屋での 二人と栞梨のやりとりは とても面白かったのですが、栞梨が その後に、自分の勢いばかりの行動や計画性の無さなどを悔いて、テキトーに決めたから しわ寄せがくるんだ・・・と考えている姿は 少し切なかったです・・・。
そして その帰り道で、ショーウィンドウの中に ピンクのドレスを見つけ、少し表情が変わったので、これで 前向きに歩いていけるようになるのかな?と思って読み進めていました。
しかし、まさか栞梨が ずっと憧れていた絵本の作者「たけしたかずしげ先生」が、あのおじさんだったなんて!と、この予想外な展開に驚いてしまいました!
彼女と同僚の話からすると、この先生は 昔は絵本のような児童文学を書いていたけれど、現在は 大人向けの作品を作っているのでしょうか?
栞梨は ずっとファンだったようで、サイン会に参加するわけですが、画業30周年ということは、竹下先生は イラストなどがメインの作家さんなのでしょうか。
また、栞梨も 本に携わる仕事をしているみたいですね。
竹下先生に 自分のところで本を出してほしいと話していましたが、児童文学をメインにしている出版社の編集者なのかな?と思いました。
そんな、ラーメン屋で出会った おじさんが憧れの先生!その横には 同じくラーメン屋で出会った感じの悪いイケメン!(桜井君)という状況の中、栞梨が驚いて落としてしまった 絵本を拾ってくれるイケメンの笑顔で、第一話は終わりましたね。
ここに恋が生まれるのか、次回から どんな話になっていくのか、まだまだ分からないので とても楽しみです!!!