Cocohana(ココハナ) 7 月号 はじめてのひと、11話 感想
※ネタバレ注意です※
諏訪内さんが事故だと聞いて、大急ぎで駆けつけた与(くみ)ちゃん。
諏訪内さんは軽傷でしたが、そこには彼の家族の姿が――――
彼女が 諏訪内さんが無事だと聞いて大喜びし、そして彼の家族を見て現実を一気に突きつけられていることが あまりに可哀そうで、彼女の恋愛を やっぱり応援できない!と思ってしまいました。
誰にも言うことができない気持ちを抱きしめて、一人で帰っていく様が本当に切なかったです・・・。
でも、この後どうするんだろうか・・・と思ったところで 目黒さんに偶然会うことができて、そして いろんな話を ぶちまけることができて、それだけで少し良かったと思いました。
目黒さんは前回、不倫は ありえないと言っていたので、きっと与ちゃんの話は理解できないだろうし、戸惑うのではないかと思いましたが、しかし与ちゃんの話を ちゃんと聞いてくれて、与ちゃんが それだけでも救われたのは間違いないだろうと思います。
目黒さんが自宅に帰って、何も言えずに彼氏を抱きしめているシーンが少しだけありましたけど、これが、彼女が与ちゃんに対して無力であることを自分で理解し、どうしようもできない気持ちが あったんじゃないかと思わせてくれて、彼女も読んでいる こちらと同じ気持ちなんだろうなぁ、と思いました。
そして諏訪内さんから 与ちゃんに電話があったり、また後日 与ちゃんの家まで来てくれましたが、しかし もう以前と同じ関係ではないのだろうな・・・と感じました。
娘さんと奥さんがいる という現実を目の前につきつけられて、そして自分は どうしたいのか・・・と考えた与ちゃんが 諏訪内さんに、病院に自分も駆けつけて 娘さんと奥さんを見た事を話したり、さらに「今日は帰ってください」と言ったことは、彼女の中で何かが大きく変わった ということなのではないでしょうか。
恋愛の楽しさを知って、幸せ いっぱいだったハズなのに、最近は悲しい顔か 悩んでいる顔、または泣いている顔ばかりになってしまって、与ちゃんを見ていると とても切ないばかりです・・・。
そんな彼女が諏訪内さんを拒絶した、ということが 今回とても大きいことだと思いました。
悲しい結末になってしまうでしょうけど、彼女がこの恋愛を どうやって終わらせていくのか、とても気になります。
早く次回を読みたいです!