別冊花とゆめ 4 月号 桜の花の紅茶王子、38話 感想
※ネタバレ注意です※
そのまま寝てしまってナットが指から抜けなくなってしまった吉乃を、「可愛くて笑ったんだ」と言ったサクラにキュンとしてしまいました・・・!*≧▽≦*
吉乃のお世話を すごく幸せそうにするサクラは やっぱり切ないですけど、2人の心が通じ合ってからの密着にはドキドキしてしますね!!!
「ホントに俺の主人は手がかかるな」とか、吉乃の手を かいがいしく拭いたりだとか、サクラが笑ってることに ときめく!!!
それに抜けて良かった!ナットを返してほしい吉乃は本当にカワイイです。
・・・でも、サクラを独りで待つことはやめると、嘘をついて「分かった」「約束する」と言ったことは あまりにも切ないですよね・・・>_<。
サクラの頭にアッサムの顔が浮かんだのは、後戻りできなくなったから、だけじゃないんでしょうね。
吉乃の「分かった」「約束する」が嘘だって分かってるサクラは、吉乃のそばにいられなくなった後の心配をしてますけど、お父さんの言うとおり「吉乃を放って出て行こうとする奴が、吉乃のその後に口を出す資格はない!!」って そのとおりかもしれません。
というか親の立場からしたら それはそうですよね。
吉乃がサクラのことを好きなのは分かっていて、サクラも そのことを認めていて、しかもサクラだって吉乃が好き、と。
なのに“無理”とは どういうことだ!?!・・・って、お父さんからしたら意味が分からないのも当然・・・ T_T。
でも、サクラの事情を たとえ知っていたって、婿のことだとか見合い話だとか口を出したサクラに対し、出て行くテイの煮え切らない態度で話を進めるサクラに、お父さんは怒っていただろうなぁなんて思います。
一方で、ジョルジを帰そうとしている奈緒は、吉乃のためというだけではなくて ちゃんと自分の都合もあったんだと思うと、何だか気持ちが分かるような気がしてきました・・・。
「なら一番いいとこで帰ってほしくなった、そしたら一生覚えててもらえそうだし」
そういう風に考えることは、決して悪いことなんかじゃないですよね。
普段のジョルジを見てると「じゃあね!」って あっさりと帰りそうな性格だから余計に、奈緒は「どうしたら私のことを覚えててもらえるだろうか」と悩んだ答えなのかな?とか思うと、なんだか納得してしまいます。
でも、いつ帰ったってジョルジは ちゃんと奈緒のこと一生覚えててくれると思うのですけどね・・・。
奈緒の予想どおりと言えば予想どおり、話をコッソリ聞いていたジョルジは、奈緒の気持ちを知って どう考えるのでしょうか?
そして「お世話係」の健太は、吉乃のことが諦められずにいるツラい中でも、奈緒に優しくしてくれてて本当に優しいなぁと思いました。
くさい台詞も言わせてあげてほしかった!(笑)
相手構わず優しくしてるんじゃなくて、奈緒だから優しくしてくれたような気がします ^_^。