黒伯爵は星を愛でる、7巻 感想
※ネタバレ注意です※
ついに婚約発表をしたエスターとレオン、たくさんの舞踏会への招待状が届きます。
でもエスターを独り占めしたいレオンにキュンキュンしました!ラブラブなスタートです!
晒しものにしたくない反面、愛らしい婚約者を見せびらかしたいという本心もエスターに伝えたレオンは、母の聖水と銀製の短剣を渡しました。
「母もきっと、あなたを守ってくれる」
レオンから頼もしい贈り物を貰って、エスターはレオンと、そしてレベッカ、ゲイリーと共に舞踏会へ行きます。
レニー卿、ゴドフリーと会った舞踏会で挨拶回りをするエスターですが、中には陰口を言う人も・・・。
レオンの品格のことを気にするエスターを、ダンスで元気づけるレオンがカッコイイ!!!
そして楽しそうなエスターがとても可愛いです❤
しかしそんなエスターの笑顔や、2人がキスをしているところを見て、複雑な気持ちになるゴドフリー・・・、否定したってエスターのことが本気で好きなのですよね。
ショックを受けるゴドフリーに近づいたエリザベスという女性は、ゴドフリーに協力を持ちかけます。
レオンのことが好きなエリザベスに迫られ手を組むことにしてしまったゴドフリー・・・。
レオンと離れたエスターは社交界の通過儀礼・・・陰湿な嫌がらせを受けていました。
髪の色を揶揄され、レオンの過去の話などを聞き、世界の違いを思い知らされ涙を流すエスターでしたが、負けずに力強く立ち上がるのです。
ゴドフリーが励まそうとしましたが、エスターは去っていきます。
一方でレオンの元に近づくエリザベスも、レオンに相手にしてもらえません。
そんな時、一人でいるエスターの元に届けられていた手紙。
エリザベスとゴドフリーの作戦では、エスターを外に呼び出すだけのメッセージを渡すはずだったのに、なぜか手紙の内容はゴドフリーと伯爵令嬢を人質にエスターを脅迫する内容に変わっていて・・・・・・
無事に正式な結婚が決まったエスターとレオンですが、新たな危機に見舞われました。
頑張るエスターが凛々しくてステキでしたし、でもやっぱり怖かったことを隠せず震えるエスターを、優しく抱きしめるレオンがかっこよかったです!
そして、エスターの父親・ギルモア侯爵にレオンが会いに行く展開となりました。
エスターには邸にいてほしいレオン、レオンの身を案じてついて行こうとするエスター。
続きがどうなっていくのか、とても気になります!
最後にはレベッカとゲイリーの番外編と、四コマまんがも収録されていて楽しめました。
8巻も楽しみです!