Kiss(キス) 12 月号 銀のスプーン、83話 感想
※ネタバレ注意です※
奏が環からの助言で悩んで、それをお母さんに相談したのはとてもいい方法だったのではと思いました。
真面目な奏が、どうすればいいのか考えすぎて動けなくなってしまうかと思いましたが、お母さんに相談できてよかったです!
しかし、ほとりちゃんがコンテンポラリーの事を知っていたのはありえるだろうな、と実は思っていました。
ほとりちゃんがブレイクダンス、と言った時に、もしや、と!
それでも奏が真実をほとりちゃんに伝えるか悩んでしまったように、実はほとりちゃんだって、奏がどんどん上手くなっていくことに焦りを感じて悩んでいたでしょうし、奏だってほとりちゃんをライバル視していたら同じことをしていたかもしれないですし。
彼女だけを責めることはできない気がしました。
本当なら、今回のことを乗り越えて、お互いさらに切磋琢磨してほしいですね。
そして二人でダンスの世界に歩いて行ってほしいと思いましたが、でもそんなわけにはいかないでしょうか・・・。
高校生の頃の友達との関係は、こういうことで終わりがちかもしれません。
それでも、奏がほとりちゃんに言うか言わないかをすごく悩んだこと、そしてその結果一人の友達を失った、としても、それでも奏の成長にはなったのではないかと思います。
いつか、またほとりちゃんと仲良くできるといいのですが・・・。
ほとりちゃんと一緒に頑張った夏休みのおかげで、奏のダンスの腕が上がった事、そして日々が充実していたことは間違いないわけですから。
今回これで奏の話は一度落ち着くのでしょうか。
次の話は誰のお話になるのか、とても気になります!!!