恋は雨上がりのように、6巻 感想
※ネタバレ注意です※
6巻では新しいキャラクター、倉田みずきが登場しました。
オンザ眉毛のボブが印象的で可愛らしいです。
主人公の橘あきらとは別の高校の1年生で、新人戦での記録保持者であるなど期待されている短距離走の選手。
あきらの中学生時代の走りを見て以来憧れていましたが、ひょんなことからあきらが自分と同じくアキレスけん断裂の大けがを経験し、それをきっかけに陸上をやめていることを知ります。
それとは対照的にみずきはケガを乗り越え陸上に復帰しており、あきらにも同様に陸上へ復帰するよう勧めるのです。
あきらは自分が陸上に対して抱いている感情と、周囲が自分に対して抱いている期待との差を感じ悩んでいき・・・。
そうとは知らず、あきらの片思いの相手、近藤正己はみずきから「自分も同様のけがをしたが陸上に復帰した」ことを聞き、あきらが再び走れるようになることを望みます。
それが彼女にとって良かれと思ったんですよね、すれ違いだな~・・・(泣)
重ねてあきらのバイトの出勤数の多さに疑問を抱いたのをきっかけに、陸上への復帰を勧めてしまいます。
片思いをしている相手と少しでも長い時間いたいがために、また近藤をシフト面で支えようと思っていたあきらは、近藤の思わぬ言葉にさらに思い悩んでしまったのでした。
最新刊がついに発売されましたね!うれしい!
一見女子高生が冴えないおじさんに恋するなんて現実離れしすぎてる!と最初は思っていたのですが、なにこれめちゃくちゃキュンとする!!!という驚きがまだまだ続いてます(笑)
昭和のお父さんただようアルファベット×犬のスウェットを着た近藤さんが、意外に的を得たことを言っていたり、優しくて親身になってくれて、頼りがいが無いんだけどなぜかかっこいいと思っちゃうんです。
同じ職場であきらと同級生の吉澤がいることで、大人の思考や振る舞いとの差を余計に感じさせる気がします(笑)
個人的にはあきらに陸上をやってほしいけど、あきらは復帰するのかなぁ・・・。
そして今回、喜屋武と近藤さんが接近した描写もあってドキドキしました!
ツンデレな喜屋武がとてもカワイイです!
あとは、あきらが近藤さんに早い段階で告白しちゃっているので、今後この関係性が進むのか否かがとても気になります・・・!
7巻も今から楽しみです!!!