Kiss(キス) 10 月号 七つ屋志のぶの宝石匣、12話 感想
※ネタバレ注意です※
今回は、ひとつの事件というよりも、なんで顕ちゃんが赤い石を追っているのか、というストーリーのヒントのような内容だったと思います!
顕ちゃんの小さい頃に、北上家に出入りしていた、デパートの外商の長尾さんからの情報で、通販会社社長が赤い宝石を持っているということを知って、単身で顕ちゃんが乗り込んでいき、空回っていましたね。
確かに赤い石がルビーとは限らないですし、そしてターゲットかもしれないと思った人の赤い石が、最近買ったものである可能性もありますよね。
赤い石に関して焦るあまりに、顕ちゃんが暴走しているようで、少し心配になってしまいました。
鷹さんにも八つ当たりしていたりするのを見て大丈夫かな、と思いましたが、鷹さんの方が冷静でしたね。
信頼しろ、焦るな、と鷹さんに言われて、落ち着きを取り戻した顕ちゃんの顔が、照れているようにも見えて可愛かったです。
そして、顕ちゃんが赤い石にこだわっているということに、志のぶが気づいていると顕ちゃん自身はあまり分かっていないような気もします。
サファイヤとルビーの違いが分かるなんて、鷹さんじゃなくても志のぶに一目置くと思うのですが、顕ちゃんは志のぶが利用されると思って、鷹さんに反発したのかもしれませんね。
志のぶも顕ちゃんも、ふたりとも意外とお互いのことを考えているようにも思いました。
そして、志のぶが顕ちゃんに、無理矢理にレッドベリルを持たせていますが、実はこの石がおじいちゃんの形見で、顕ちゃんに共鳴する不思議な石なんだと今回出てきました。
この石こそ、顕ちゃんが探している北上家の「赤い石」に関係しているのではないでしょうか!?
しかしこのことに顕ちゃんは気づかないでしょうし、今後の赤い石探索に関係するのでしょうか。
次回はどんなストーリーになるのか、次の展開が気になります!!