Kiss(キス) 9 月号 はじめまして さようなら、7話 感想
※ネタバレ注意です※
今回は、珠子が臨時で「セレモニー早乙女」にお手伝いに行く話でした!
早乙女社長の説明が、葬儀業界の裏話のようで面白かったです。
葬儀についてってあまり知らないので、こういう内容はとても面白いですね。
早乙女社長と珠子の会話は、もしかすると六多先生と取材先さんとの会話なんじゃないか、なんて思ってしまいました。
そしてセレモニー早乙女で働いている、岸川君の初恋の相手だという噂の黒住さんの登場ですね!
彼女は冷静に仕事をすることで、いろんな人からの信頼を得てきた人なのかもしれませんね。
確かに仕事もできる感じがしましたが、黒住さんは珠子とはずいぶんタイプの違う人なんだな、と感じました。
葬儀社の人間が葬儀中に泣いていいかどうかというのは、いろんな考え方があるだろうな、とも読んでいて思いましたし、葬儀をする方の人にとって、一緒に感情移入してもらえて嬉しく思う人もいれば、葬儀社の人が感情に流されず、しっかりしてくれることを望む人もいるだろうな、と思います。
それにしても、黒住さんと珠子の考え方が違うとしても、まさかもう明日は来なくていい、なんて言うとは思わなかったので本当に驚きました。
住職の光明がいてくれてよかったなと、一人だったら立ち直れないくらいショックだったろうと思いました。
そして光明が、まだ珠子が自分の周りの人が亡くなっていなくて、当事者の悲しみを知らない、という話をしたことに、確かにと納得し、それが珠子に足りていないことなのかもと思いました。
また、岸川君や黒住さんにはそれがあるということなのでしょうか。
そして、なぜか次の日に岸川葬儀社まで黒住さんがわざわざ迎えに来ました、どうして!?
事態が変わったのでしょうか、それとも黒住さんには何か考えがあったのでしょうか。
続きがとても気になります!