Cocohana(ココハナ) 4 月号 クローバー trefle トレフル、33話 感想
※ネタバレ注意です※
細谷さんとのお付き合いが急に終わってしまい、ショックだろうと心配していましたが、妃女子はこの1年半を夢だったんだと思うことにしてしまったみたいで、冒頭から悲しくなってしまいました・・・。
いままでと変わらないようで、しかし以前よりも仕事に対して一直線になってしまったのが、なんとも痛々しいと感じてしまいます。
周りからは、さらに仕事を頑張っている、張り切っている、という評価になっているようですが、さすがに妹は細谷さんと別れてこんな風になってしまったことに気付いたみたいですね。
気づいてくれる人がいてよかったです。
仕事にまい進しているように見えて、実は他の事を考えたくないから、見たくないから、というのは、つまり現実逃避ですから、妃女子がとても心配になりました。
それでも彼女が、仕事と家事に没頭して考えないようにしていた細谷さんと一緒に、新規プロジェクトで組むことになったのは、神様のイタズラだとしか思えません!
こういう時に、社内恋愛が破たんしてしまった場合の大変さが浮き彫りになりますよね。
妃女子が社内恋愛のダブルパンチ、と言っているのはよく分かると思いました。
しょうがなくこのプロジェクトに対しても頑張るのかな、と思っていたら、細谷さんに低い声で「地獄に堕ちろ」と囁いたのには笑ってしまいました。
これくらい言ってやらないと!とちょっとスカっとしたかな?と思ったら、その後の号泣で、妃女子がずっと気持ちを張りつめていたんだと理解しました。
そうですよね、別れた当日には号泣していても、その後だって泣きたい気持ちをずっと持っていたんですよね。
泣いている妃女子に、部長がそっと人目につかない場所を教えてくれて、やっとゆっくり歩けて、少し安心しました。
これでいくらか落ち着けるといいですね。
憧れていた社内恋愛がこんな結末になってしまって辛いとは思いますが、少しずつ回復してほしいです。
次回の展開や、妃女子がこのプロジェクトにどう向かい合うのか、楽しみです!