圏外プリンセス、6巻 感想
※ネタバレ注意です※
美人、合コン初参加の6巻です。
小毬ちゃんに誘われたものの最初は迷っていた美人ですが、彼方と顔を合わせたら行く事を決めて・・・というのは、彼方への当てつけのような気持ちがあったのでしょうね。
ゆあちゃんと濃いキャラが登場しましたが、彼女の合コンへ懸ける思いはなかなか強大で面白かったです^ ^
わりと好きなキャラです(笑)
残念ながら美人に合コンは合わないようで、何もないまま疲れきって終了――とはならず、男の子の1人のデートに誘われ、おおー!な展開。
でも美人が背徳感や罪悪感を感じる気持ちもわかりますね。
その男の子が好きなわけではなくて、デートに誘われたことが嬉しいだけなんですから。
結局デートをしても楽しめることはできず、男の子の告白を断ったら理不尽になじられ・・・、もう最悪・・・なはずなのに、ここの美人の反応は予想外過ぎてわらいました!
ポジティブの方向性間違ってるな~、と(笑)
その後の彼方の登場はかっこよかったですね!!!
彼氏のフリをして美人を庇い、相手の酷い男の子のプライドが崩れてスッキリ!
助けてもらったことにより美人は彼方に素直になって、一気に親密になってます。
でも小毬ちゃんとレイちは美人のことを心配していますね。
美人にしか素の優しいところを見せられない彼方は、素直じゃないとか不器用って言葉では表せない“何か”を抱えていることが垣間見れました。
自分の気持ちと、彼方の心を知りたい美人は、彼方にデートを申し込みました。
今の関係性が崩れてしまいそうですが、彼方にぶつかるにはこれしかないと思ったのでしょうね・・・。
デートは楽しんでいる2人が見られてよかったですし、いい感じにもなりましたが、まさかの美人両親登場でびっくりでした^_^;
七味トウガラシ段って冗談のレベル越えてる気が・・・(笑)
でも彼方は何故か嬉しそう?と疑問に感じましたが、すぐに理由はわかりました。
彼方の家の荒れた部屋を見て・・・。
今までずっと抱えていた苦しみを、彼方は美人に話してくれました。
そして美人が気づいた自分の気持ち・・・、彼方にもしっかり伝えることができるでしょうか。
次の7巻で最終巻だそうです。
なんと国松くんも登場するみたいなので、読まないわけにはいきませんね!
6月24日発売らしいので、あと3ヶ月半ほど。楽しみです!