天使1/2方程式、7巻 感想
※ネタバレ注意です※
前回、約束したゆい子のカバン購入のための二人の初デートの巻です。
出だしからラブラブ前開ですがやはりまだまだ恋愛初心者のゆい子は手を繋ぐ間も過去のトラウマと格闘しています。
それが昔、兄と手をつないだ時に「両生類か!」と言われて拒絶されたこと。
手あせとかはやはり気になる女の子も多いと思います。
それが上手く等身大で描かれているゆい子はリアルでおもしろいです。
その一方で同じ恋愛初心者なのに余裕の王子、マナ。
その一方でラブラブすぎて波風立たせたいと八つ当たりしだすひな。
二人のデートなのに今回もやはりひなたち三人はついてきています。
しかもひなにいたっては男装!
目立たないためにしたようですが・・・はっきり言って美形過ぎて裏目に出ているのを夏艶にも突っ込まれています。
しかしひなの男装は父親そっくりですね、中身も外見も。
そんな追跡されていることは知らないマナとゆい子はカバンも決まりドーナツ屋さんへ行く流れになりました。
普段、門限の厳しいゆい子はドーナツ屋さんも含めたファーストフード店へ行くことは少ないらしくそんなゆい子と行けることにマナは嬉しそうに笑います。
そのドーナツ屋さんでマナにTELがきたため彼は一時席を外します。
その間に声をかけてきたのはかつての同級生。
その三人のうちの一人はゆい子の唇のトラウマになった一言を言った男の子でした。
それを知ってか知らずか話しかける三人。
特に女の子はよく喋る子で次々質問します。
そして止めが「今でも好きだったりして」の一言。
しかしいたたまれない中でもゆい子はその一言を否定し「好きな人がいるから」と言います。
ゆい子の言葉と共に現れたマナは何事もないかのようにゆい子に声をかけ立ち去ろうとしました。
その行動が面白くないかつてゆい子をからかった男子は突っかかりますが「彼氏ですが」の一言で威圧します。
そのあとそれを見ていたひなたち三人にも威圧されノックアウトされました。
とどめを刺したのは同級生の女の子ですが。
ひなの威圧は母親そっくりです。
そういう所々に出てくる懐かしい前作の親キャラは懐かしくて楽しいです。
そして「彼氏」と言ってもらえたことが嬉しかったというゆい子。
そんなゆい子が大好きすぎるマナは無事デートを終えました。
その後デート中に約束したマナの家でシャンプー、アイロンをすることになっていたのでドキドキのデート第2回になります!
行ってみると待っていたのはマナとマナのメイクの先生でありスタッフの謡治さん。
かなりマイペースなコスメティックオタクキャラです。
しかしゆい子に近づく男に余裕のないマナに対してそこは色々大人の対応です。
サラ艶ストレートにしてもらいコスメオタクで謡治のお手製の荒れないコスメをもらいウキウキして帰るゆい子。
やっと自分にあったグロスに廻り合い年頃の女の子らしいおしゃれが嬉しかったようです。
順調なライフスタイルの中、かつてマナを好きで邪魔をしようと画策した女の子が、それが原因でクラスで浮いている事を知ります。
ゆい子のせいじゃないと夏艶にも言われますが心にどうしても引っかかるゆい子。
そしてそれとは別に今後ゆい子の道になるような話の流れになります。
クラスでデートの前なのに髪も唇もめちゃくちゃだと悩む女の子にゆい子が 声をかけます。
自分の悩みとダブり助けてあげたいという気持ちで動き出しました。
きっといままでマナに教えてもらった事を生かして助けてあげる展開になるのでしょうがここで次回に続きます。
今回も色々参考になるコスメ情報がありました!
そしてゆい子が過去のトラウマから少しずつ歩きだしていく姿と、それに寄り添うマナの優しい姿は今後も楽しみです。