わたしに××しなさい!、19巻 <完> 感想
※ネタバレ注意です※
氷雨の策略で、雪菜が自分とのラブミッション体験談をケータイ小説にしていたと知りショックを受けた時雨は、
今まで読まずにいて知らなかったその小説から雪菜の愛を感じて、父の反対をも押し切って彼女の元へと走り出します。
そして親の前でも猫かぶりをしていた時雨が悪い子宣言をしました。
彼はやはり素のほうが良いですね!
一方雪菜は人混みで時雨を見つけるもメガネを失ってしまいます。
彼女にはメガネがないと見られることが怖くなる弱点があったのですが、その時は時雨への想いが強かったので、メガネがない状態でも時雨の元へ向かうことができました。
そこで時雨からキスをされた雪菜は人が沢山いる場所なのにも関わらず。再びキスを要求して時雨を困らせます(笑)
雪菜と時雨の想いが通じ合った裏で、雪菜を脅迫していた氷雨を止めようと動いた晶もかっこよかったです!
番外編の1つでも晶VS氷雨が見られました。
ヒロインは雪菜ではなくマミですが、やっぱりおいしい所は雪菜が持っていっていますね!
これが本当に本当の最終話かな?とも思える新婚ごっこミッションまで、ドキドキが止まらなかったです。
でも時雨の本領発揮が遅かった気がしますね(笑)
雪菜は恥じらいが時々足りないのかもしれないとも思いました。
時雨の母と氷雨の父が出会った当時の過去話も短く描かれていましたが、どうやら父のほうが先にべた惚れだったようです。
そのエピソードを知った時に初めて時雨と氷雨の心が一つになった瞬間が訪れるなんて面白いです!!!
それから、完結巻だからこそ?
雪菜と時雨は付き合いだしてハッピーエンドですっきりしましたが、今度はマミが2人の男の子の間で揺れ動いていて、キリの良い20巻までください!とも思ってしまいますね。
読めば読むほど“ご想像にお任せします”という内容になっている感じです。