Cocohana(ココハナ) 2 月号 スミカスミレ、25話 感想
※ネタバレ注意です※
久しぶりに真白君と再開したすみれですが、その横には女の子が!
なんとこの彼女・栗原知果さんという子で、真白君の教え子の中学生でした。
前回は高校生かと思いましたが、なんと中学生!
そして真白君はなんと教師の道を歩んでいました。
普通の会社員になっているかと思っていたので、教師という道を選んでいるなんて意外でした。
そしてすみれが何も知らなかったところから考えると、本当に6年ぶりの再会で、その間に真白君の情報は全くなかったんだな、と思いました。
大学時代はすみれも彼も、一生懸命勉強していたのかもしれませんね。
さて、真白くんと久しぶりにご飯に行こうとなりましたが、そこに栗原さんがついてきてしまいます。
本当に真白君のことが好きみたいで、すみれのことをライバル視してきますが、すみれが真白君の元カノだと知って、かなりショックだった様子でした。
そして次の日に、すみれの名刺から、彼女の仕事場についてきてしまい、なぜかすみれは栗原さんを連れて湘南の撮影現場まで行くことになってしまいます。
彼のことが好きなので、その彼の元カノを見て彼の好みを勉強する、という考えって、すごいな、とも思いました。
すみれの後を追って仕事場まで押しかけてしまうのは、彼女が真白君のことを本気だからなのかな、と思ったのですが、
話をきいていると、どちらかというと学校でひとりぼっちのところに真白君が助けてくれたから、真白君しかいないと思っているんじゃないかな、と思いました。
「学校にもどこにも友達なんていないし、人に優しくできない」と泣いて海に入って行ってしまった栗原さんは、学校生活が辛いのかもしれないと心配になりました。
ただ結果的にわがままで他にも迷惑をかけてしまっているんですね。
そういう子にも救いの手を差し伸べることができるすみれは、やはり心の根元が良い人だったんだと思います。
こういう優しさが真白君にも伝わって、彼も人に何かを教える職業を選んだのかもしれませんね。
海に入って行ってしまった栗原さんを、もちろんすみれは助けるために一緒に海に入ってしまいますが、栗原さんを迎えに来た真白君が二人を見つけてくれて、無事に助かりました。
栗原さんを先に帰して、二人で銭湯に寄ったりして、これはもしかするとまたヨリが戻るのかな?と思ったところで、すみれは黎みたいな人の後ろ姿を見つけて、真白君の車から降りてしまいます。
やはり心にはいつも黎を探していたんだな、と思いつつ、この人は本当に黎なのか、気になるところで今回は終わりです!
この人が誰なのか、ただの通りすがりの人なのか、次回がとても楽しみです!