Cocohana(ココハナ) 1 月号 Papa told me、42話 感想
※ネタバレ注意です※
今回は知世の学校のお友達に関わるお話です。
知世のお友達の久保田さんに対して、林君がいろいろと突っかかって話しているようなところから話が始まります。
林君は頭はいいようですが、どうも相手が話してほしくないようなことを、さらに話を盛ってみんなに言いふらすような男の子です。
面白半分に行ってほしくない話をみんなに触れ回り、それに対して反論すると、さらに上げ足を取るようなことを言ってきます。
この子は頭もよくて回転が速い子なんですね。
ああいえばこういう、という感じですが、この切り返しの早さはすごいな、と単純に思います。
しかし友達には嫌われそうですし、実際知世はすごくイライラして怒っています。
でもどうすればいいのとお父さんに相談してもうまい答えはもらえません。
ちゃんと話し合ったらその子も変わるんじゃないか、と知世にアドバイスをしますが、知世の「子供は子供同士だからわかりあえる、なんてことない」という言葉が、いろんな人が世の中にいることをよく理解させてくれました。
大人の社会でもこういう人、いますもんね。
そしてそういう人には、あまり触れないように、触らぬ神になんとやら、みたいな感じで放置してしまうことの方が多い気がします。
その方が問題にならないから。でも解決にはならないですね。
知世もそのままでいるのは嫌だったようですが、しかし、林君が先生にもあることないこと話していて、とうとう本当に腹を立てたようです。
林君に怒鳴り散らすのはなんとか抑えましたが、あきれたのと同時に、どうにかしたいし、どうにかしないといけないと思ったようです。
そしていろいろと考えて、自分達のしゃべる言葉が彼にきっかけを与え、そして増長した言葉を放ってくるんだと気付き、彼のエサなるようなことを言わない様にします。
その方法は、日本語を話さないということ。
彼に対してはぺけぺけぽーとか、ぷっぺぽーとしゃべって、彼が言い返せない様にしました。
するとさすがに林君も何も言えなかったみたいです。
そしてちょっと困ってしまったみたいです。
悪いことは何もしていないし、とってもいい解決方法だと思いました。
そしてこれは絶対に大人ができない対処方法だったと思います!
こんな対処法を思いついた知世に拍手したい気分になりました。
次回はどんなことが起きるのでしょうか?? 知世の活躍がとっても楽しみです!