Cocohana(ココハナ) 6 月号 Papa told me ～Dear Dad ～ ：Cocohana ver. 57話 感想
※ネタバレ注意です※
今回は、知世の同級生の並木さんと、そのお父さんのお話。
知世とは違って、母子家庭で育った並木さんに新しいお父さんが出来て、その新米お父さんと上手くやっていく並木さんの関係に、とても感動しました！
まず、知世と並木さんの小学校のクラスの参観日に、並木さんのお父さんが初めて参加したところからストーリーは始まりましたが、並木さんのお父さんは、知世のお父さんがクラスにいて、かなりホッとしたと思います。
クラスのお母さん方も、知世のお父さんが間に入ってくれたので、話しやすかったのではないでしょうか。
そして そんな新米のお父さんが、それでも並木さんのお父さんとして しっかりやっていこうと 前向きに考えている一方で、並木さんが、無理しなくていいから お母さんを大事にしてほしい、と言ったところで、とても切なくなってしまいました。
並木さん自身は、きっと両親が離婚した時のことを、幼いながらに覚えているんでしょうね。
その時にお母さんが とても大変で疲れてボロボロだったこと、それを見て悲しかったことが心に残っているのではないでしょうか。
だからこそ、お母さんが幸せでいてくれるなら、新しいお父さんを受け入れよう、と思ったのかもしれませんね。
しかし、しょうがないから新しいお父さんを認めている、と言っている割には、料理は お母さんより上手だし弟の面倒も見てくれる、と実は頼りにしているのではないでしょうか。
自分に都合がいいから、と言っているところでは、並木さんが照れ隠しで言っているのかもしれない、とも思いました。
新米のお父さんにも、そして ひとりで子育てを頑張る知世のお父さんにも、頑張っていってほしいです。
そして、今月が6月号だから、つまり父の日のある月だから、今回は こういうお話だったんですね。
最後に「Happy Father’s Day!」とあって、やっと理解して、最後の「お父さんが私のお父さんで幸せ」という文言も とても素敵だと思いました！
次回は どんなストーリーになるのでしょうか、とても楽しみです！
