Cocohana(ココハナ) 1 月号 美食探偵 明智五郎、3話 感想
※ネタバレ注意です※
とうとう青森に行くことになった明智先生と苺ちゃんです!
東京駅で八○堂のクリームパンを食べてます! ここのパン、確かにふわふわしてておいしいんですよね。
そして新青森の駅についたらまずは市場へ、海鮮ののっけ盛りを食べて、苺ちゃんは大盛り上がりです! って、これはグルメ漫画でしたっけ??
大丈夫です、明智先生、この市場で青森の市場調査をする気だったんですね。
もちろん食べるものはちゃんと食べつつ、リンゴの種類を調べていると、市場のおばちゃんから、売り物のリンゴをジャムにするなんてもったいない、リンゴ園で風などで落ちて傷のついたリンゴを分けてもらえばいい、と教わります。
逆に言うと、青森のリンゴ園の人にとって、リンゴジャムにするなら傷のついたリンゴを使うもと、という考えだってことですね。
そうして、ふたりは前回高橋刑事から聞き出したリンゴ園へ向かいます。目的地のリンゴ園へ!
着いたところで、リンゴ園の娘さんと遭遇、この人こそ茜さんです!
そしてこのリンゴ園で育てているリンゴも茜!リンゴからとった名前だそうです。
このリンゴで人を殺してしまったなんて、なんだか残酷というか皮肉というか、自分を苦しめるような気がしてしまいます。
さてこの茜というリンゴがジャムに適したリンゴだと分かって、とうとう明智先生の推理が!
茜さんと対決です!!
と、なんと殺したのはマグダラのマリア本人だというんです!
え?彼女が殺したんじゃないの??
そうなんです、彼女は殺してやりたいと思っただけ。
そしてそれをマリアが聞いて、茜さんに代わってリンゴジャムを使用して、被害者ふたりを殺害したということなんです。
リンゴのエピソードからジャムを使って殺害を計画したのも、全てマリアだというんです。
確かに、いくらなんだって、二股かけている彼女(本当は地元に残してきた彼女でした)がホテルの部屋にサービスしにきたら絶対に食べないだろうと思ってたんですよね。
だから、どうやったんだろうと思ったら、単純な殺人事件で、全く関係ない人間の犯行ということになるんですね!
明智さんは途中からマリア本人の犯行だと推理していて、それを青森まで来て確かめたかったのかもしれませんね。
マリアは明智に話したってあなたは捕まらない、と茜さんに言っていて、本人も私は捕まらないと思っています。
それは彼女がマリアに頼んだという証拠が見つからないか、マリアが捕まるか、どちらもあり得ないという自信ですね。
明智先生もマリアは警察には捕まえられないと思っているようです、恐ろしいですね。
ただ、もしかすると茜さん自身もマリアが何者なのだかまったく分かっていないのかもしれませんね。
その後、彼女の元に警察がやってきます。
実行犯ではないということだけはすぐにわかると思いますが、彼女は今後どうなるのでしょうか。
彼を愛していたから殺してほしいと願って、そして殺されてしまって、しかし自分の手で行ったわけではなくて・・・。
彼女の心に永遠に残る傷になってしまうような気がします。
そしてマリアと明智さんの戦いはこれから始まるんですね。
青森のお寿司屋さんで美味しいマグロを食べながら、今後の戦いを予感しているようなところで、今回は終わりです!
今後の展開がとても楽しみです!