Cocohana(ココハナ) 5 月号 美食探偵 明智五郎、6話 感想
※ネタバレ注意です※
今回はとうとう解答編です!
苺ちゃんと明智先生がハンズで探し物をしているところから始まりました!
プラスチックのグラスに拘って、ハンズまで出てきた明智先生と、マイペースに家電に群がる苺ちゃんが面白かったです。
明智先生はハンズは初めてだったんですね。
百貨店といちいち比べているのに笑ってしまいました。
明智先生が行く百貨店には、ハンズで扱っているようなものはあまり置かれていないかもしれませんね。
そんなハンズで目当てのものを見つけ、今までの推理が確信へと変わった上で、さらに現場のレストランのゴミから目的の物を探す執念深さ!さすが探偵だと思いました。
実際の行動は、家電につられた苺ちゃんが行っているというのには、笑ってしまいましたが。
さてそんな推理と証拠から、明智先生が犯人のシェフの元へ!
とうとうどういう殺人の方法がとられたのかが分かりますが、それは本当に単純にパンをのどに詰めただけ、だったんですね!?驚きました!
全然分かっていませんでした。
明智さんは最初から、パンで窒息するのは難しいと言っていましたが、それは水を飲ませていないということにも気づいていたのでしょうか。
だからグラスにこだわり、それができるような方法を探っていたのでしょうか!?
とすると、文句を言いながらもハンズの中を歩いたのは大正解だったのではないでしょうか。
割れないグラスから、水が入っていないグラスに繋がっていったんですね。
そして明智さんが気になっていたお皿も、グルメサイトも、犯人側が被害者を絞る為の手段だったなんて!
ここまででも前の2話分を読み返してみたくなってしまいますね!
しかし、人殺しという犯罪はもちろんあり得ないことですが、ギャルソンの彼の言う気持ちもわからなくはないような気がしました。
シェフの言う、写メを撮っている間に料理が冷める、コスパばかり気にしている、など、確かに作っている人に対して失礼になっていることも、気にしないでいられる世の中になっているのかもしれません・・・。
シェフだって、殺されたグルメ侍にはひどい目にあっていて、もうお店をたたむしかない、という状況に追い込まれていたわけで、被害者であったはずなのですが、それでもこの方法はとってはいけなかったんだと思います。
彼の後ろにマグダラのマリアが笑っているんだと思うと、とても不気味なような、そしてシェフが言った「殺し続けます」という言葉に、狂気を感じました。
誰を殺し続けるのでしょうか?料理を作り続けながら、次のグルメ侍になる人を待つのでしょうか・・・?
何がシェフの目的になっているのかもうわからないし、とても悲しい人に見えてしまいました。
しかし、明智先生が普通は「この程度のことで人は殺したりしない」「しかしこの程度の事で人を殺す女を僕は知っている」と言った時に、それがマリアであり、シェフがマリアと共謀して人殺しをしたんだという実感が湧きました。
シェフに同情している場合じゃないんです、人殺しなんです。どんな事情があっても!
そして、この最後だと、明智先生が警察にちゃんと通報したのか気になりました。
シェフはちゃんと捕まるのでしょうか。
前回の最後でお弁当を配っていましたが、立てこもりの事件が終わっていれば最後に来るはず!と思っていたのに、出てきませんでした。
となると、このシェフはどうなるかがとても気になります。
最後に明智さんと対峙していてはいますが、このレストラン編はきっと今回で終わりなので、この後、そして今後の展開がとても気になる終わり方でした!
次回がとても気になります!!