Kiss(キス) 1 月号 こいいじ、16話 感想
※ネタバレ注意です※
今回はまめを諦め切れない河田さんが、まめの働くカフェにやってきたところから始まります。
まめはやはり聡ちゃんを諦め切れないという結論を出して別れてください!と伝えますが、やだ!と突っぱねる河田さん。
まだまめの恋が片思いだとわかっていて、そこにつけ込む、と自分で言っています。いい根性です。
しかし逆に、河田さんくらいまめの恋心も諦めが悪いみたいです。
微妙な三角関係ですね。
そして河田さんはまめを諦めずに、公園のベンチでキスしてみます。
まめも河田さんの気持ちもわかっているし、そして聡ちゃんへの想いがどうにかなるというわけでもないわけで、特に拒まずといったところ。
この二人もどうなるのでしょうか。
さて一方で、ゆめさんと聡ちゃんが友達の結婚式への用意をしているところがそれぞれ描かれます。
そしてそこから、ゆめさんの初恋の人、医者の戸塚先生の回想が始まります。
戸塚先生は、ゆめさんがまだ体が弱かった頃に通っていたお医者さんなんですね。
中学・高校くらいの女の子にとって、大人の男性というだけでも初恋の対象だったのかもしれません。
早い結婚で娘がいるのだと知っても、ゆめさんは諦めきれずに愛人にしてよと言って断られたりしたことを思い出しています。
さて現実世界に戻って、今回ゆめさんと聡ちゃんが参加した結婚式は戸塚先生の娘さんの式でした。
少し歳をとった戸塚先生と聡ちゃんが話すシーンで、先生がゆめさんを聡ちゃんの嫁と勘違いすることから、昔からずっとふたりが一緒だったのを見ていたんだな、この人は、と感じました。
聡ちゃんがその当時はゆめさんのことを好きで、その気持ちを利用して関係を持ってみたこと、そしてそれを知った先生のことなども回想では出てきますが、その後どうなったのかはわかりません。
結婚式は何事もなく終わったようですが、いろんなところで各々、昔のことを思い出したようでした。
まめにも聡ちゃんにも、そしてゆめさんにも初恋があったわけで、みんなその記憶を持って生きているんですね。
ゆめさんが戸塚先生とどうなったのかも気になりますが、それは過去のお話で、現在はゆめさんの気持ちは聡ちゃんに向いているのでしょうか。
そして聡ちゃんはまめに対してなにか思うところはあるのでしょうか。
人の気持ちがいろいろな方向にむいているのがよくわかるお話でした。
次回もとっても気になります!