俺様ティーチャー、21巻 感想
※ネタバレ注意です※
今回の俺様ティーチャーは、待ちに待った地元編が描かれていました。
表紙でも分かるとおり桜田が絡んでくる話で、女装男装回でもありましたよ。
女装姿時の桜田が北高権力者(以下葵)に惚れられ、女装をしてデートをしなくてはいけないハメになってしまい、男装真冬と女装桜田がカレカノ役の芝居をすることになりました。
真冬はメンズ服を借りるため、舞苑先輩に服を借りようと頼むと、ブランド物の服ばかり出てきました。
今回はじめて舞苑先輩の金持ち設定が出てきて驚きました。
のちにこの設定を学園略奪のために生かすのかなと考えたりしています。
結局、舞苑先輩の服は、高く、そしてサイズが合わないため寒川の家に行くのですが、何も知らない寒川は見当違いな事を考えてしまい、翌日のデートの日に一緒になってくっ付いてしまうのです。
いつもの俺様ティーチャーと同じくラブ度は低いままですが、やはり面白いなと感じました。
後半は一気にシリアスになり、学園の話に戻ります。
早坂は前回の終わりに真冬とウサちゃんマンの正体に気づいてしまう話でした。
そして今回その話題を、早坂が真冬に問いかけようとするのですが、あらたな事件が発生しました。
シリアスの原因の事件です。
知っての通りウサちゃんマンと真冬は同一人物なのですが、もう一人のウサちゃんマンが現れたのです。
いつもは大体、伏線をいれてくる椿いづみ先生ですが、今回伏線は無く、誰が犯人か、新たなウサちゃんマンの正体がわからない感じでした。
分かることは、女神様と呼ばれていること。
また風紀委員の敵でもあり、生徒会の敵と言うことでもあること。
なのでこの話をキッカケに風紀委員と生徒会がもっと仲良しになっていくんだろうなと予感がします。
また、単行本でしかついてこない4コマ漫画も素晴らしく、真冬とあの寒川の妹が出会う話もあり、それだけでも買ってよかったなと思える一冊でした。
22巻も楽しみです。