Betsucomi(ベツコミ) 10 月号 恋するハリネズミ、第22話 感想
※ネタバレ注意です※
旅行の帰り道に紀衣のお父さんと会ってしまった二人。
面倒くさい事になるといけないからと友達のふりをすることに・・・。
家族で食卓を囲み、何だか新婚さんみたいと夢見る紀衣でした。
でも、アルバムを見て、家族を大事にしているお父さんの姿に気づいた帆月は、交際を秘密にしていることが嫌になります。
「これから先もちゃんと付き合いたいからいいかげんなことはできない。」との発言に紀衣のテンションは上がります。
ところが、お父さんは気に入りません。
廊下に呼び出し詰め寄りますが、帆月が紀衣を大切に思っていること、誠実であろうとしていることがわかり、お付き合いを認めてくれたのでした。
帆月の「オレの親は忙しいからと写真もほとんどない。仕方がないこととあきらめていたのに、紀衣はオレがあきらめたことを全部拾ってくる。」、
「「何があっても、できる限りのことをしよう」っていう人を見て育ってきたから、今の紀衣があるんだなって…」という発言、
これは何だ?家族写真を見て、ここまで気づいてしまうって、どうなの?
人の子ども時代の体験って、大事にしてもらった人はそれが普通のことだと思っているからわからないんですよね。
ちょっと寂しい思いをしてきた人、辛い思いをした人の方がよくわかる「大事にされる」ということ。
帆月くんは、本当は寂しかったんですね、子どものころ。
そして、温かい紀衣の家族の一員になれたらいいなと思ったんですね。
そんな帆月くんを見て、紀衣は妄想が止まりません。
結婚したら、起きてすぐ帆月くんの顔が見れるんだな、とか、出て行くとき「いってきます」って言ってくれないかな、とか。
もう、幸せすぎて苦しいくらいです。
調子に乗って、「帆月くんの親に会いに行く」宣言をしますが、大丈夫でしょうか?
子どもの帆月くんを寂しがらせたご両親ですよ。
何か、トラブルに巻き込まれるのでは?
幸せがずっと続くなんてありえない?
来月号はどうなる?頑張れ!紀衣ちゃん!!